このレースを勝ったSaonois ソノワが、フランスのダービー、ジョッキークラブ賞馬となった。南からの刺客が現れる楽しみがこのレースといってもいいだろう。
オールウェザーコースであるので、芝ではない。
このレースを勝つまでに9戦要している。これが、4勝目であった。
リステッドになっていたが、現在はクラス1のレースである。
2023 02 26 日曜 : Cagnes-sur-Mer カーニュ・シュル・メール競馬場
4レース – Prix Policeman ポリスマン賞
13h05
平地 – クラス1 – 30 000ユーロ – 2000mSF – 6頭
3歳
予想印
対01 Al Barq 04 M3 58 J.-B. Eyquem
–02 Duc de Kent 02 H3 56.5 H. Boutin
–03 Machito 01 M3 56.5 A. Pouchin
穴04 Bay d’Argent 03 M3 56.5 A. Orani
本05 Not Alone 06 M3 56.5 M. Guyon
単06 A Minardière 05 F3 55 E. Crublet
レース予想
クラス1勝ちの、対01 Al Barq アルバルクは、3連勝中。
クラス2を連勝で勝ち上がったオレンジ軍団の、穴04 Bay d’Argent ベイダルジャン。
初戦は僅差敗れたが、カーニュでしっかり勝利してきたシャネル軍の、本05 Not Alone ノットアローンは、エースのギュイヨン騎乗。
連勝圧勝でボルドーを勝ちぬけた、単06 A Minardière アミナルディエールは、出走中唯一の牝馬で、勝機あってここへ挑戦してきたろう。4戦3連帯2連勝中。
レース結果
01着 02 Duc de Kent H. Boutin 2’01”24
02着 01 Al Barq 3/4馬身
03着 05 Not Alone 1馬身
04着 04 Bay d’Argent 1.5馬身
05着 06 A Minardière 3.5馬身
06着 03 Machito 3馬身
レース展開
ペースは速くなく、淡々とした流れ、前よりの内に02 Duc de Kentと後方に、01 Al Barqがいる形で、序盤進みます。
中央に、シャネル軍のノットアローンがいました。
向こう正面では、少々流れましたが、直線入口では、各馬手ごたえ十分。
オーギュスタンノルマンカラーの白に紫帽の02 Duc de Kent デュックドゥケントが一番最初に飛び込んできました。
前走がようやくの初勝利でしたが、今回連勝。
血統
02 Duc de Kent デュックドゥケントは、ダンジグ系ZELZAL ゼルザル産駒。ZELZAL ゼルザルは、マイルのジャンプラ賞馬。母父はロベルト系のレッドランサム。
こぼれ話
この対01 Al Barq アルバルクに僅差で敗れたHarry Way ハリーウェイは、リステッドのデュランテ賞2着だったが、これを6馬身ぶっちぎって勝った馬が、サンデーサイレンス系のダビルシム産駒のHorizon Doré オリゾンドレ(黄金の水平線)日本を連想させる名前の馬ですね。このあたりの意識を頭に置いておくと、ちょっと結果も楽しみになります。
ちなみに、Horizon Doré オリゾンドレは、リステッドで、Harry Way ハリーウェイを6馬身ちぎってます。
もっとも、ダビルシム産駒は、2歳は大活躍しますが、3歳になってからが、一番の課題ですがね。