夏のグランプリ。日本の平地なら宝塚記念、フランスの平地なら、サンクルー大賞にあたる古馬の大一番。
アメリカ賞夏版でもあるのだが、距離が2100なところは、フランス賞の夏版ともいえる。
2023 06 25 日曜 : Vincennes ヴァンセンヌ競馬場
8レース – Prix René Ballière ルネバリエール賞 2022
17h55
アトレ – G1 – 200 000ユーロ – 2100m – 12頭
4-10歳牡馬牝馬
予想印
–01 Fric du Chêne M8 2100 P. P. Ploquin
–02 Elvis du Vallon M9 2100 Y. Lebourgeois
–03 Happy Valley F6 2100 J.-Ph. Dubois
–04 Capital Mail M5 2100 E. Raffin
注05 Hokkaido Jiel M6 2100 D. Thomain
–06 Fakir du Lorault M8 2100 F. Lagadeuc
穴07 Hohneck M6 2100 G. Gelormini
本08 Ampia Mede Sm F7 2100 F. Nivard
単09 Idao de Tillard M5 2100 C. Duvaldestin
対10 Harlem de Bucy M6 2100 A. Abrivard
–11 Hip Hop Haufor M6 2100 Ch. Bigeon
–12 Oracle Tile M7 2100 T. Duvaldestin
レース予想
絶好調の、注05 Hokkaido Jiel ホッカイドウジエルは、さすがにここは荷が重いが、完走なら、それなりの位置にはつけられそうだ。
同じH世代のエースは、穴07 Hohneck オネック。チャンスがあれば上位に食い込みたい。
王者の風格は、一つ下の、単09 Idao de Tillard イダオドゥティラール。ただ、勝ちきれますかね？
今の風が吹いているのは、本08 Ampia Mede Sm アンピアメデエスエム。アメリカ賞2着後、3連勝中。
これと2度にわたって好勝負してきたのが、対10 Harlem de Bucy アルレムドゥビュシー。今一番勢いあるのがこの馬かもしれない。このクラスには、突然現れ出たといっていい。
レース結果
01着 注05 Hokkaido Jiel D. Thomain 1’09”1
02着 穴07 Hohneck 1’09”1
03着 12 Oracle Tile 1’09”4
04着 04 Capital Mail 1’09”5
05着 02 Elvis du Vallon 1’09”6
06着 03 Happy Valley 1’09”6
07着 01 Fric du Chêne 1’10”0
失格 06 Fakir du Lorault -
失格 本08 Ampia Mede Sm -
失格 単09 Idao de Tillard -
失格 対10 Harlem de Bucy -
失格 11 Hip Hop Haufor -
レース展開
注05 Hokkaido Jiel ホッカイドウジエルは、3番手追走の好発。
穴07 Hohneck オネックも外４番手から上がっていき、先頭を確保。
注05 Hokkaido Jiel ホッカイドウジエルは、向こう正面の登りに入ると、いつでも行けるよう、外に持ち出します。
直線に入ると、粘る穴07 Hohneck オネックの外から、単09 Idao de Tillard イダオドゥティアールがやってきましたが、なんと失格。
その外から上がってきた、注05 Hokkaido Jiel ホッカイドウジエルが、見事に差し切り勝ち。
内で粘った穴07 Hohneck オネックが２着確保。
敵失に恵まれた部分もありますが、注05 Hokkaido Jiel ホッカイドウジエルが、この強力メンバー相手に、G1奪取。
血統
注05 Hokkaido Jiel ホッカイドウジエルは、レディキャッシュ系BRILLANTISSIME ブリランディッシム産駒。
こぼれ話
2022 06 26 日曜 : Vincennes ヴァンセンヌ競馬場
8レース – Prix René Ballière ルネバリエール賞 2022
17h45
アトレ – G1 – 200 000ユーロ – 2100m – 10頭
4-10歳牡馬牝馬
予想印
対01 Vivid Wise As M8 2100 M. Abrivard
–02 Diable de Vauvert M9 2100 T. Le Beller
注03 Hohneck M5 2100 F. Lagadeuc
単04 Galius M6 2100 Y. Lebourgeois
–05 Rebella Matters F7 2100 Ch. Martens
–06 Ampia Mede Sm F6 2100 E. Raffin
穴07 Gu d’Héripré M6 2100 J.-P. Monclin
本08 Etonnant M8 2100 A. Barrier
–09 Délia du Pommereux F9 2100 D. Thomain
–10 Feydeau Seven M7 2100 N. Bazire
レース予想
本日のおおとり！それにふさわしい豪華メンバーですね。例年のことですが。
エリトロップ馬となって、気仏した本08 Etonnant エトノン。
待ち受けるのは、スウェーデンでは敗れた対01 Vivid Wise As ヴィヴィッドワイズアス。
アメリカ賞2着の単04 Galius ガリウスと、これを破った穴07 Gu d’Héripré グデリプレ。
年下組のH世代から参戦してきたHの4人衆の一人注03 Hohneck オネックがどの程度やれるか？
グランプリらしく、知れた名前ばかりが並ぶが、やっぱり、フェイスタイムブルボンのいない夏といった感じがしますね。
これらを交わして、伯楽エリックラッファンの駆る–06 Ampia Mede Smが、勝ってしまうのか？
印打とうかまよう実力の持ち主ですしね。
そして、いつも、こちらの馬券の外を行ってくれます。
レース結果
01着 対01 Vivid Wise As M. Abrivard 1’09”1
02着 本08 Etonnant 1’09”2
03着 注03 Hohneck 1’09”4
04着 02 Diable de Vauvert 1’09”6
05着 06 Ampia Mede Sm 1’09”7
06着 09 Délia du Pommereux 1’09”7
07着 単04 Galius 1’10”0
08着 穴07 Gu d’Héripré 1’10”1
09着 05 Rebella Matters 1’10”2
10着 10 Feydeau Seven 1’10”9
レース展開
外からジワッと行く本08 Etonnant エトノン。
勝負服は、あのTimoko ティモコと同じです。
中団前5番手につけて、じわっと行く対01 Vivid Wise As ヴィヴィッドワイズアス。
こちらは、イタリア馬ですね。
注03 Hohneck オネックは、2番手追走で、本08 Etonnant エトノンをロックオン状態。
最終コーナーは、外から、ラッファンの06 Ampia Mede Sm アンピアメデエスエムがやってきます。
直線は劇的でした。
猛烈な脚で追い込む対01 Vivid Wise As ヴィヴィッドワイズアスに、再加速して粘りこむ本08 Etonnant エトノンの並んでの叩きあい。わずかに、差し切った対01 Vivid Wise As ヴィヴィッドワイズアスに軍配でしたが、どちらも譲らずのゴール前でした。
血統
対01 Vivid Wise As ヴィヴィッドワイズアスは、YANKEE GLIDE ヤンキーグリッド産駒。スピーディークラウン系です。
