Château-Thierry シャトーティエリーは、ピカルディ地方の都市。イルドフランス地方のチーズの里、Meaux モーの街と、シャンパーニュ地方のシャンパンと大聖堂の街Reims ランスの中間点にあたる町。
フランスらしく、川で見ていけば、パリの街から分岐するマルヌ川に沿って上流へ上がると、モーの街、さらに、シャトーティエリーと続き、シャンパンで同じく有名な、エペルネーの街に到達する。
2022年から、重賞昇格した、といっても、条件違うので、新設の3歳G3である。
2023 11 09 木曜 : Vincennes ヴァンセンヌ競馬場
5レース – Prix de Château-Thierry シャトーティエリー賞 2023
16h10
アトレ – G3 – 66 000ユーロ – 2700m – 13頭
3歳牡馬セン馬
予想印
–01 El Chapo Stecca M3 2700 F. Nivard
–02 Edwin Jet M3 2700 M. Abrivard
–03 Edgar Saba H3 2700 E. Raffin
–04 Ernesto Roc M3 2700 F. Lagadeuc
単05 Brothers In Arms M3 2700 G. Gelormini
–06 Kiss Atout M3 2700 C. Duvaldestin
穴07 Enaoz H3 2700 M. Minopoli Jr
注08 Képi du Home M3 2700 D. Bonne
対09 Kool And The Gang M3 2700 R. Derieux
–10 Kocktail Love M3 2700 B. Rochard
本11 Kobayashi M3 2700 D. Thomain
–12 Kool des Champs M3 2700 A. Prat
–13 Ebano d’Arc M3 2700 A. Abrivard
レース予想
11番の馬の名前は、本11 Kobayashi コバヤシですね。小林かどうかはわかりませんが、そんな名前の馬もいますし、この馬、連勝中でクラスAを勝ち抜けてますから、ここでは有力馬の1頭。
その小林に前走敗れた馬の名前は、対09 Kool And The Gang クールアンドザギャング。個人的にも好きだったので、よくこのグループの曲を聴いていたのですが、馬名というのは、何でもありですね。
連続2着の、単05 Brothers In Arms ブラザーインアームス。
前走クラスB勝の、穴07 Enaoz エナオーズ。
クラスA2着が前々走という、注08 Képi du Home ケピデュオム
レース結果
01着 対09 Kool And The Gang R. Derieux 1’14”3
02着 単05 Brothers In Arms 1’14”5
03着 12 Kool des Champs 1’14”5
04着 02 Edwin Jet 1’14”6
05着 04 Ernesto Roc 1’14”8
06着 01 El Chapo Stecca 1’14”9
07着 06 Kiss Atout 1’15”7
08着 注08 Képi du Home 1’16”1
09着 13 Ebano d’Arc 1’16”3
10着 03 Edgar Saba 1’23”8
失格 穴07 Enaoz -
失格 10 Kocktail Love -
失格 本11 Kobayashi -
レース展開
本11 Kobayashi コバヤシが好発で先頭でレース開始。
1コーナー手前で、穴07 Enaoz エナオーズが交わして先頭。
さらに、単05 Brothers In Arms ブラザーインアームスが交わしていきます。
勝負所の3コーナーでは、10 Kocktail Love カクテルラヴなども上がってきます。
だが、この前の方の馬たちはみな失格し、外から、対09 Kool And The Gang クールアンドザギャングが、差し切っていきました。
血統
対09 Kool And The Gang クールアンドザギャングは、VIKING’S WAY ヴァイキングズウェイ系レディキャッシュ産駒。
こぼれ話
2022 11 10 木曜 : Vincennes ヴァンセンヌ競馬場
3レース – Prix de Château-Thierry シャトーティエリー賞 2022
15h00
アトレ – G3 – 66 000ユーロ – 2700m – 8頭
3歳牡馬セン馬
予想印
–01 Pearl Vrijthout M3 2700 B. Goop
–02 Diluca Mo M3 2700 G. Gelormini
–03 Géricault M3 2700 Ch. Martens
単04 Diapason M3 2700 M. Brouwer
穴05 Jonas M3 2700 F. Nivard
対06 Jazzy Dancer (E1) M3 2700 P. P. Ploquin
–07 Jingle Délo (E1) M3 2700 A. Barrier
本08 Dardo Zack M3 2700 M. Abrivard
レース予想
今もこの世代のトップホースであるJust A Gigolo ジャストアジゴロとも渡り合った、本08 Dardo Zack ダルドザックを本命視。
G1アルベールヴィエル賞でもそう大きな差ではない6着(勝馬は、Just A Gigolo ジャストアジゴロ)という、対06 Jazzy Dancer (E1) ジャジーダンサー。
クラスAで3着している、単04 Diapason ディスパゾン。
クラスB勝の、穴05 Jonas ジョナス。
レース結果
01着 03 Géricault Ch. Martens 1’15”3
02着 07 Jingle Délo 1’15”3
03着 対06 Jazzy Dancer 1’15”4
04着 02 Diluca Mo 1’15”4
05着 単04 Diapason 1’15”9
06着 本08 Dardo Zack 1’16”0
07着 穴05 Jonas 1’18”0
失格 01 Pearl Vrijthout -
レース展開
好発も、外を回っている03 Géricault ジェリコーは一旦中団に入り込みます。
再びチャレンジで先頭を奪った07 Jingle Délo。
一旦は、07 Jingle Déloに前を譲ります。
最終コーナーで、03 Géricault ジェリコーが再び前にチャレンジを始めると、行き場なかった人気の対06 Jazzy Dancerが、背後からやってきます。なんとか03 Géricault ジェリコーが前をとらえて優勝。
血統
03 Géricault ジェリコーは、父SPEEDY CROWN スピーディクラウン系MUSCLE HILL マッスルヒル産駒。
こぼれ話
競馬とは全く関係ないですが、メデューサ号の筏という絵で有名な、ジェリコーという画家は、僕の中では、日本のガイドブックでみた、ジェリコーであって、Géricaultではなかった。子音単独では発音しないですから、Géricaultの最後のLTは発音せず。AUは、フランス語では”お”と発音しますから、確かにジェリコーと読める。
競馬で出会わなければ、一生僕の中では、Géricaultはカタカナのジェリコーだったでしょうね。
ちなみに、フランス語、Géというのは、チョンってついていますが、エと発音して!ということです。もし、Geならジュになっちゃいますので、あの、点のようなチョンが発音には重要なんですね。チョン無いGericaultだと、ジュリコーになっちゃうわけです。
で、記憶間違いでなければ、ジェリコーって、競馬ファンというか、猛烈な馬好きだったような記憶があります。めちゃくちゃリアルな馬の絵描いているはずです。それだけでも、この画家に親近感ありますね。イメージが、教科書に載っている人物から、そこらの絵の好きなおっさんになります。
むろん、そこらの絵の好きなおっさんの方が親近感があります。
むろん、今の今まで、Géricaultが、あのジェリコーだとは知らず、しかも、予想では無印でした。