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フランス競馬へのいざない シャンティ競馬場

歴史
競馬をしたことのない人は、競馬=一家離散、家財喪失、ギャンブルというイメージの人が多いのだろう。
フランス人でも、競馬=ギャンブルという図式は変わらない。
しかし、この競馬というものの背景は日本とフランスではかなり違う。競馬はヨーロッパで文化の一つとして定着している証左に、この世界で働く人々が、日本ほど、特殊な職業として見られていないこと、普通の女の子が馬のお世話をしていたりすることなどもある。
また、競馬そのものの背景が、貴族文化であることだ。
日本は馬匹改良という軍事から競馬が発達しているが、こちらは、貴族どうしの自慢が発端であり、優雅であることこのうえない。有名な競馬場は、大抵、避暑地、お城、などがセットであったりするのもこのためだ。

   
凱旋門賞 ロンシャン競馬場のカフェ 高級ブランド(その元は競馬にあり)
ダービーさんがオークスというところで牝馬の勝負を貴族同士で始めたのが競馬の始まりといわれている。
ブランドという言葉ももともとは、馬具や馬につけられた焼きごてマークのことだった。それがいつしか、馬具を作っているメーカーのマークに対して言われるようになり、日本では通称高級ブティック全般のマークに対して使われるようになっている。
ロンシャン競馬賞も、ナポレオン三世の命によって造られ、現在革命記念日に行われているパリ大賞(グランプリ・ドゥ・パリ)も彼によって始められた。
   
地方イベント(競馬開催とイベント、蚤の市はセットである)
フランスには、日本の約10倍の250以上の競馬場が存在する。いつもいつも、どこかでは競馬が開催しているのがフランスであるが、多くの競馬場は年数日しか開催されない。
競馬が開催されていると、その近辺では、他のイベントも行われている。
そういう時期だと、人も集まりやすいからで、たとえば、ニースのカーニバルの時期は、コートダジュール競馬場開催、夏の時期は、ドーヴィル競馬場など、シーズンで違う。
何かのイベントと競馬観戦をあわせると、その地域地域でほのぼのとした、街中あげた競馬開催に出合うこともできる。これも地方旅行の楽しみの一つだ。
地方競馬のビアカウンター
   
エルメス賞の風景 エルメス賞(たのしいファッションショーそして馬事ショー)
イングランドのロイヤルアスコットのように、貴族と関係者しか入れないレースというのもあるが、フランスは常にオープンで、正装している人とそうでない人が、ごったにレースを楽しんでいる。
フランスには、凱旋門賞、パリ大賞等歴史のある由緒あるレースもあるが、人々の注目度と楽しさでは、エルメス賞が一番であるかもしれない。
オシャレの仕方も自由だ。目立てばよいといった帽子から、和服の日本人まで、色々だ。写真を撮られることを意識して、とられては移動していくファッションショーのような一面もある。毎年、このレースの日にはテーマの国があり、その馬事ショーが見られるのも楽しみだ。
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