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フランスの平地競馬

年がら年中、フランスのどこかで平地競馬が開催されています。
基本は、3月から11月までが、パリ近郊のメイン開催。
サンクルー競馬場で始まり、サンクルー競馬場で終わる。そんなイメージでもあります。
夏開催といえば、7月のメゾンラフィット開催とヴィシー開催。8月のドーヴィル開催が有名。
オフシーズンでも、12月、1月前半のドーヴィル開催、1月後半から2月の南仏コートダジュールのカーニュ開催が、有名。12月と2月のドーヴィルはセリの時期でもあるからでしょう。
最近は、ドバイに合わせた、3月前半のシャンティイのオールウェザーレースも定着しつつあります。
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重賞で言えば、サンクルーのエクスビュリ賞で始まり、サンクルーのクリテリウム・ド・サンクルーで閉まるイメージがあります。
競馬の大きな流れは2つ。
春のクラシック、そして、秋の凱旋門賞への流れです。
2歳戦も、日本に比べるとずいぶん早く始まります。春は1000m戦。1200、1400と徐々に距離が伸び、マイルの新馬が行われる頃が、凱旋門賞。それゆえ、夏ドーヴィルのモルニー賞G1は1200m。秋のグランクリテリウムは1400で、牝馬マルセルブーサック賞は1600。
サンクルーに舞台が写る11月に、マイルのクリテリウム・アンテルナシオナル、2000mのクリテリウム・ド・サンクルーと流れてゆきます。
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短距離戦線と、長距離戦線は、リステッドレースで幕を開けます。有力馬がそこから叩いて、春のレースに臨んだり、いきなり重賞から挑戦したりという流れになります。
また2400m戦は、G1やG2の有名レース以外は、長距離組が出走することが多いです。
若駒と古馬の混合は、短い距離から始まります。早いところだと、凱旋門賞当日の1000m、アベイ・ド・ロンシャンは2歳も出走可能です。
翌年のサン・ジョルジュ賞G3からは、もう短距離は3歳も古馬もなくなるイメージです。
3歳クラシックは、メゾンラフィットのジュベル賞とアンプリューダンス賞というトライアルで幕を開けますが、冬の南仏や、春のフォンテーヌブローあたりで穴馬出現もあります。
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ほか、地方2000シリーズのような、デフィ・デュ・ギャロというポイント制のリステッド級シリーズ戦があります。これは、2000から2400ほどのレースで、フランス中心に、スペイン、ドイツ、スイス、時にはイタリアを含む、周遊興行レース。
昔クラシックで名を売った馬や、有力セン馬、上がり馬らが出走しており、フランスの競馬を盛り上げに一役買ってます。
ジャパンカップ出走馬も出現していますが、後の活躍馬を探すにはもってこいの舞台です。シャンティイ大賞、ドーヴィル大賞、サンクルー大賞の2400戦や、地方ダービー2400戦など、楽しみは、いろいろあります。