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イギリス競馬平地:British Champions Long Distance Cup ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ

イギリス競馬平地
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元ジョッキークラブカップの名称だったこのレース。2014年からG2に格上げ。

目次

2023 10 21 土曜 : Ascot アスコット競馬場

1レース – British Champions Long Distance Cup ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ 2023

13h15
平地 – G2 – 576 371ユーロ – 3200m – 8頭
3歳以上

予想印

–01  Broome  02  M7  61  D. B. McMonagle
–02  Coltrane  08  H6  61  O. Murphy
本03  Kyprios  06  M5  61  R. Moore
–04  Stratum  05  H10  61  W. Buick
穴05  Sweet William  03  H4  61  R. Havlin
–06  Trawlerman  01  H5  61  L. Dettori
対07  Trueshan  07  H7  61  Mlle H. Doyle
–08  Maxident  04  H3  57.5  O. Lewis

レース予想

昨年の覇者–07 Trueshan トゥルーシャンに立ち向かう、–03 Kyprios キプリオスは前走愛セントレジャーでまさかの2着。今回は立ちなおせるか?

–02 Coltrane コルトレーン、–04 Stratum ストラタム、–06 Trawlerman トローラーマンあたりは、昨年のリベンジを狙うが、また、前哨戦のドンカスターカップで–07 Trueshan トゥルーシャンに敗れた、–01 Broome ブルーム、穴05 Sweet William スウィートウィリアム、–02 Coltrane コルトレーンあたりも、逆転はむつかしいか?

レース結果

01着  06  Trawlerman  L. Dettori  3’22”14
02着 本03  Kyprios  クビ  
03着 穴05  Sweet William  13馬身  
04着 対07  Trueshan  1.25馬身  
05着  02  Coltrane  5馬身  
06着  01  Broome  11馬身  
07着  08  Maxident  14馬身  
08着  04  Stratum  大差

レース展開

レース映像

昨年ライバルに敗れ3着。その後、ドバイでは、01 Broome ブルームに大敗。格下条件を連勝してここへ復帰してきた06 Trawlerman トローラーマンとデットーリ。

前は、飛ばしていく08 Maxident マキシデントを追って、デットーリの06 Trawlerman トローラーマンが行きます。

3番手までは、15馬身ぐらい付けましたかね?

上り坂で、持ったまま、前の08 Maxident マキシデントをとらえた06 Trawlerman トローラーマン。

最終コーナーでいよいよ真打本03 Kyprios キプリオスにつかまって、残念終了。

そこから、小説第3章が始まり、息を吹き返した06 Trawlerman トローラーマンが、前を行く真打本03 Kyprios キプリオスをとらえなおして、並んでゴールになだれ込みました。

これは、感動的な勝利ですね。ま、だいぶん展開は違いますが、こんな風に負けた、オルフェーブルを思い出しもしますがね。

血統

06 Trawlerman トローラーマンは、ダンジグ系ゴールデンホーン産駒。母父ブランドフォード系モンズン。母母父はセントレジャー馬リボー系シャントゥで、たしかにスタミナありそうですね。

ちなみに、シャントゥーのセントレジャーもデットーリ騎手でした。

こぼれ話

2022 10 15 土曜 : Ascot アスコット競馬場

1レース – British Champions Long Distance Cup ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ 2022

13h25
平地 – G2 – 568 913ユーロ – 3200m – 8頭
3歳以上

予想印

注01  Coltrane  H5  61  D. Probert
本02  Quickthorn  H5  61  T. Marquand
–03  Stratum  H9  61  W. Buick
–04  Trawlerman  H4  61  L. Dettori
穴05  Trueshan  H6  61  Mlle H. Doyle
–06  Wordsworth  M4  61  J. Doyle
単07  Eldar Eldarov  M3  57  D. Egan
対08  Waterville  M3  57  R. Moore

レース予想

9月の前哨戦ドンカスターカップ3600 の上位注01 Coltrane コルトレーンと穴05 Trueshan トゥルーシャン。これはクビ差。この2頭、グッドウッドカップ3200でも僅差だった。
ドンカスターカップ6着に–03 Stratum ストラタム。

ロンズデールカップ3250の覇者本02 Quickthornと注01 Coltrane コルトレーン。これは17馬身。

2400パリ大賞4着、セントレジャー2900勝のG1馬、単07 Eldar Eldarov エルダーエルダロフ。

愛ハンデ戦で圧勝した対08 Watervilleだが、破った相手同レース13着が–06 Wordsworthであり、この馬が、昨年の愛ダービー3着馬である。

難解ですが、長距離戦の最大の楽しみは、その難解予想と消耗スタミナ勝負戦にあります。それだけ楽しみなレースですね。

長距離戦こそ、英国らしいと思えます。

レース結果

01着  穴05  Trueshan  Mlle H. Doyle  3’30”22
02着  注01  Coltrane  D. Probert  アタマ
03着  04  Trawlerman  L. Dettori  3馬身
04着  03  Stratum  W. Buick  4.25馬身
05着  本02  Quickthorn  T. Marquand  3.25馬身
06着  06  Wordsworth  J. Doyle  3.25馬身
07着  単07  Eldar Eldarov  D. Egan  アタマ
08着  対08  Waterville  R. Moore  大差

レース展開

レース映像

グイグイッとうちへ切れ込んで脚溜める穴05 Trueshan トゥルーシャン。

いごまで、きっちり伸びて、何度も迫ってくる注01 Coltrane コルトレーンを最後に突き放しました。

注01 Coltrane コルトレーンは、負けましたがね、17戦6勝12連帯。

ちなみに、穴05 Trueshan トゥルーシャンは、21戦13勝16連帯。

どちらも、そこそこ走っているのに、ものすごい連帯率ですね。納得のスタミナといえますな。

これで、穴05 Trueshan トゥルーシャンは、3連覇となりました。

よほど得意なんでしょうが、2着馬の注01 Coltrane コルトレーン1つ若いので、チャンスは回ってくるかもしれません。

血統

穴05 Trueshan トゥルーシャンは、ダンジグ系PLANTEUR プラントゥール産駒。母父ハイペリオン系GENERAL HOLME ジェネラルホーム。

PLANTEUR プラントゥールは、個人的なイメージは、2着馬。これ、G1も勝っている馬なんですが、ダービーでロペデヴェガに敗れたのが、一番印象に残っているからですかね?ちょっと、ステイゴールドとも印象かぶります。

こぼれ話

この馬の血筋では、ダンジグ系とスタミナは結び付かないですが、ハイペリオン系の血が、いかにものスタミナを持ってきてくれているんでしょうね。とはいえ、母父のGENERAL HOLME ジェネラルホルムは、中距離G3を4勝。その戦績でも、こうしてハイペリオン系も残ってゆくところが、”血を残す”フランスらしい感じがします。

浅い知識から生まれる浅い印象ですがね。

なんども、こんなことを言っていますが、世界に植民地を求めて移動する列強に交じって、アンデスの山で薬草を探すフランス人の面目躍如というとことろですね。

フランス人とはどういう人?というとき、この逸話は、僕個人的にピッタリ来ます。

もちろん、こうした長距離重賞を残す英国も、少し似た匂いありますね。

さすが、障害競走では、アンジューロワールチャレンジと、グランドナショナルがある国どうしです。

距離適性はともかく、日本も、サッカーボーイの血を失くさないで欲しいなぁ。もちろん、サンデーサイレンスもノーザンテーストもね。

イギリス競馬平地

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