中距離レースであると同時に、いよいよ、ダービーが終わり、3歳と古馬の対決の嚆矢となるレース。
2023 07 08 土曜 : Sandown Park サンダウンパーク競馬場
4レース – Coral-Eclipse コーラル・エクリプス 2023
15h40
平地 – G1 – 852 353ユーロ – 2000m – 4頭
3歳以上
予想印
–01 Dubai Honour 01 H5 61 T. Marquand
–02 West Wind Blows 04 H4 61 J. Spencer
対03 Emily Upjohn 03 F4 59.5 W. Buick
本04 Paddington 02 M3 59.5 R. Moore
レース予想
構図は、女傑、対03 Emily Upjohn エミリーアップジョン対、3歳最強マイラー、本04 Paddington パディントン。
これに対する、古馬中距離戦線で好走、香港QE2カップで好走、–01 Dubai Honour ドバイオナー。
ロンシャン中距離G3を2勝している、–02 West Wind Blows ウェストウィンドブロウズ。前走は英G2ハードウィックSで2着。
濃い4頭が揃いましたね。人気は、牝馬 VS 3歳になりそうですが、距離適性はいかに?さてさて。
レース結果
01着 本04 Paddington R. Moore 2’05”16
02着 対03 Emily Upjohn 半馬身
03着 02 West Wind Blows 6馬身
04着 01 Dubai Honour 2馬身
レース展開
本04 Paddington パディントンが前に行き、見ながら対03 Emily Upjohn エミリーアップジョン。
この実質マッチレースは、追いかける対03 Emily Upjohn エミリーアップジョンを、本04 Paddington パディントンがきっちりしのぎ切って優勝。
血統
本04 Paddington パディントンは、ヌレイエフ系シユーニ産駒。母父サドラーズウェルズ系モンジュー。
こぼれ話
2022 07 02 土曜 : Sandown Park サンダウンパーク競馬場
4レース – Coral-Eclipse コーラル・エクリプス 2022
15h35
平地 – G1 – 790 622ユーロ – 2000m – 6頭
3歳以上
予想印
本01 Alenquer M4 61 T. Marquand
単02 Bay Bridge M4 61 R. Moore
–03 Lord North H6 61 J. Doyle
穴04 Mishriff M5 61 D. Egan
–05 Native Trail M3 56.5 W. Buick
対06 Vadeni M3 56.5 C. Soumillon
レース予想
まずは、2100以下では連はずしたことの無い本01 Alenquer アレンカー。これが、一番傷の無い馬ですね。
プリンスオブウェールズS2着の単02 Bay Bridge ベイブリッジ。
2000超に妙味のある穴04 Mishriff ミシュリフ。
Oasis Dream産駒の2000挑戦がどう出るか?の–05 Native Trail ネイティヴトレイル。
仏ダービー馬となった対06 Vadeni ヴァディーニ。ジョッキークラブ賞が圧巻で。
レース結果
01着 対06 Vadeni C. Soumillon 2’05”20
02着 穴04 Mishriff クビ
03着 05 Native Trail あたア
04着 03 Lord North 半馬身
05着 単02 Bay Bridge 3馬身
06着 本01 Alenquer 半馬身
レース展開
穴04 Mishriff ミシュリフは出負けしました。
これが、どれだけ響いたのか?分かりませんが、最終的にクビ差の2着でした。
同じ様な位置にいた、対06 Vadeni ヴァディーニですが、これは、スミヨンポジションに下げたもの。
だが、もう一つ山がありました。
この山に引っ掛かったのが、穴04 Mishriff ミシュリフ。
これはゴール近い所ですから、致命的ですね。
間を割れず、外に持ち出し、加速しきる前にゴール。
前を行く、スミヨン対06 Vadeni ヴァディーニがゴールしてました。
他の馬もいましたが、はっきり言って、この2頭で今年のエクリプスは繰り広げられたと言っていいですね。
いやいや、穴04 Mishriff ミシュリフ 対 スミヨンだったのかもしれません。
いえいえ、対06 Vadeni ヴァディーニの一人芝居だったかもしれません。
血統
勝った対06 Vadeni ヴァディーニ。
サドラーズウェルズ系チャーチル産駒。母父ブランドフォード系モンズン。
こぼれ話
先の仏ダービー馬。対06 Vadeni ヴァディーニ。
距離的には、凱旋門賞に足りていないわけですが、こういう路線から、バゴという馬が、凱旋門賞を勝ったことを覚えておく必要があります。そう、クロノジェネシスの父ですね。
もっとも、エルコンドルパサーも、フランスでの評価は、ジャパンカップ前は、マイラーと目されていたのに、ジャパンカップから凱旋門賞のそれは、次元の違いを見せたといっていいわけで、日本人にも、そうした知見は持っているわけです。
もっとも、対06 Vadeni ヴァディーニにモンズンの血が入っていることは、周知の事実。