G2ではありますが、3歳限定の長距離戦の最後方なので、カテゴリー的には、菊花賞にあたります。
このレースがG1なのは、この先に、ロワイヤルオーク賞という頂点レースがある為で、クラシックディスタンスも、凱旋門賞が頂点のように、このレースも、2400のニエル賞的存在になります。春甲子園、秋日本シリーズのようなものですかね。
圧倒的な長距離ランナーとしては、なんといっても、Vazirabad ヴァジラバッドが思い起こされます。
2023 09 30 土曜 : Longchamp ロンシャン競馬場
1レース – Prix Chaudenay ショードネー賞 2023
14h33
平地 – G2 – 200 000ユーロ – 3000m – 9頭
3歳牡馬牝馬
予想印
–01 Kahraman 09 M3 58 T. Piccone
対02 Rubis Vendôme 02 M3 58 A. Pouchin
–03 Wida 08 M3 58 R. Thomas
本04 Gallerist 05 H3 58 M. Barzalona
–05 Harbour Wind 06 H3 58 C. D. Hayes
–06 Sevenna’s Knight 04 M3 58 B. Murzabayev
穴07 Double Major 01 H3 58 M. Guyon
単08 Shembala 07 F3 56,5 S. Pasquier
注09 Dschingis Star 03 F3 56,5 C. Demuro
レース予想
Prix de Lutèce リューテス賞の上位、本04 Gallerist ガレリストと、穴07 Double Major ダブルメジャー。
登竜門G3のPrix du Lys リス賞を勝ち、その後、G2、G1では打ち返された、対02 Rubis Vendôme ルビヴァンドーム。
重賞Prix Minerve ミネルヴ賞2着、注09 Dschingis Star ジンギススターをPrix Joubert ジュベール賞で破ってきた、単08 Shembala シェンバラの争い。
レース結果
01着 穴07 Double Major M. Guyon 3’16”45
02着 05 Harbour Wind 3/4馬身
03着 単08 Shembala 短クビ
04着 06 Sevenna’s Knight 2馬身
05着 本04 Gallerist 短クビ
06着 対02 Rubis Vendôme 1.25馬身
07着 03 Wida 3馬身
08着 01 Kahraman クビ
09着 注09 Dschingis Star 短アタマ
レース展開
2番手の内へ行った07 Double Major ダブルメジャー。
05 Harbour Wind ハーバーウインドや、単08 Shembala シェンバラは、中団から後方。
直線抜け出した07 Double Major ダブルメジャーは、後続完封劇で、ダイワメジャーをみているような展開でしたね。
血統
07 Double Major ダブルメジャーは、サンデーサイレンス系ダイワメジャー産駒。母父ダンジグ系DANSILI ダンシリ。母DANCEQUEST ダンスクエストは、中距離リステッドのリアンクール賞3着馬。この血統だと、短い距離得意だったレシステンシアなんかが近いかもしれませんね。
こぼれ話
今年の凱旋門賞ウィークエンドの一発目が、サンデー系勝馬であったことに、天気が変わらなければ、日本馬の好走がありうることを示唆していたかもしれませんね。
2022 10 01 土曜 : Longchamp ロンシャン競馬場
1レース – Prix Chaudenay ショードネー賞 2022
13h23
平地 – G2 – 200 000ユーロ – 3000m – 7頭
3歳牡馬牝馬
予想印
本01 Duke de Sessa M3 58 C. Soumillon
対02 Al Qareem H3 58 R.-L. Moore
単03 Fasol M3 58 S. Pasquier
注04 Sober M3 58 M. Guyon
–05 Ermélie F3 56.5 R. Piechulek
–06 Whileuweresleeping F3 56.5 T. Marquand
穴07 La Mehana F3 56.5 C. Demuro
レース予想
愛の距離伸びて良くなった本01 Duke de Sessa デュークドゥセッサは、スミヨンに乗り替わりで、意欲あり。
英長距離重賞をそこそこでやってきた対02 Al Qareem アルカリームは、ムーア騎乗で挑戦。
このレースの前哨戦にあたる、リューテス賞G3は僅差2着だった単03 Fasol ファソル。
3歳長距離リステッドの前哨戦になる、ミッシェル・ウイヴェ賞からは、勝馬の穴07 La Mehana ラメアナと、僅差のキャメロット産駒注04 Sober ソベール。
レース結果
01着 対02 Al Qareem R.-L. Moore 3’24”68
02着 注04 Sober ハナ
03着 本01 Duke de Sessa 半馬身
04着 単03 Fasol 2.5馬身
05着 穴07 La Mehana アタマ
06着 05 Ermélie 9馬身
07着 06 Whileuweresleeping 20馬身
レース展開
案の定激戦でした。06 Whileuweresleeping ワイルユーワースリーピングが逃げ、対02 Al Qareem アルカリームが追いかける展開でした。
シャネル軍の注04 Sober ソベールは後方で、僚馬単03 Fasol ファソルはその前に位置します。
シャネルの2頭を引き連れて、直線先頭に躍り出た対02 Al Qareem アルカリーム。更にシャネル軍に挟まれる形で叩きあいになりますが、わずかに注04 Sober ソベールを振り切ってゴール。
最後伸びてきたのは、良い脚で、本01 Duke de Sessa デュークオブセッサですが、間に合いませんでした。
対02 Al Qareem アルカリームは、11戦4勝目。
血統
対02 Al Qareem アルカリームは、ダンジグ系愛2000ギニー馬オーダード産駒。母父サドラーズウェルズ系テオフィロ。