2022 07 23 土曜 : Ascot アスコット競馬場
4レース – King George Vi And Queen Elizabeth Qipco Stakes キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2022
15h35
平地 – G1 – 1 250 000ユーロ – 2400m – 6頭
3歳以上
予想印
穴01 Broome M6 61 R. Moore
対02 Mishriff M5 61 J. Doyle
–03 Pyledriver M5 61 P.-J. McDonald
本04 Torquator Tasso M5 61 R. Piechulek
単05 Westover M3 56 C. Keane
–06 Emily Upjohn F3 55 L. Dettori
レース予想
本04 Torquator Tasso トルカータタッソが出てきましたね。凱旋門賞の穴馬は、バーデン大賞馬おおいですし、ここは軽視できないですね。
昨年のキングジョージ2着の対02 Mishriff ミシュリフ。忘れ物を獲りに来ました。
愛ダービーを圧勝した単05 Westover ウェストーヴァー。
英オークス2着の–06 Emily Upjohn エミリーアップジョン。
勝馬のTuesday サーズデイが、愛ダービーに挑戦し4着。
穴01 Broome ブルームは、少々厳しい立場かと思いますが、ムーア騎手騎乗の、オブライエン軍団唯一の参戦で、ちょっと怖い感じもしますね。なにかしらの勝算ありなのか?
最後に、人気薄に回されそうな–03 Pyledriver パイルドライヴァーですが、戦績は、香港ヴァーズ2着、ドバイシーマ4着、前走コロネーションカップ2着とまずまず優秀。
軽視禁物とも思います。
ま、ゴスデン・デットーリと、オブライエン・ムーアのそれぞれコンビが、最右翼に立っての参戦ではないところに、このレースの難しさがある今年ですね。
デインドリームも、凱旋門賞後は、素晴らしい活躍でしたしね。
レース結果
01着 03 Pyledriver P.-J. McDonald 2’29”49
02着 本04 Torquator Tasso 2.75馬身
03着 対02 Mishriff 8馬身
04着 穴01 Broome 1.25馬身
05着 単05 Westover 6馬身
06着 06 Emily Upjohn 7馬身
レース展開
前を見つつ進んだ01着–03 Pyledriver パイルドライバー。
他の馬とは違う手ごたえで、直線は突き放すばかり。
さすがの脚で、本04 Torquator Tasso トルカータタッソも追いましたが、追いつく感じはなし。
ただただ、くるりと2400mを走ってきたらいい馬場とは違いますので、2400良馬場でも、力差がグンとでますね。
まさに、馬力のいる競馬場。良発表でも、これだけの差をつけていきます。
血統
–03 Pyledriver パイルドライバーは、トライマイベスト系HARBOUR WATCH産駒。母父レッドゴッド系ルアーヴル。
HARBOUR WATCH ハーバーウォッチは、短距離馬です。G2リッチモンドステークス1200mを勝っています。
4代遡ると、母系は、カヤージに到達します。中山グランドジャンプを3連覇した、カラジの父でもあります。
このあたりが、短距離馬の父の仔にスタミナを送っていると思われますね。
ここだけに限りませんが、スピードに振れてきた流れが、再びスタミナ方向に流れているような気もする昨今の血統ですね。この馬もそうです。