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フランス競馬平地:Prix d’Hédouville エドゥーヴィル賞

フランス競馬古馬
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2400m戦の嚆矢となるレース。
ま、重賞としてはだ。


この先、シャンティイ大賞G2、ドーヴィル大賞G2と続いてゆく2400戦。
シャンティイ大賞で圧勝するなら、サンクルー大賞、ドーヴィル大賞で圧勝するなら、凱旋門賞という、花形レースが待ち受ける。

ま、言ってみれば、さらにその先に、ジャパンカップに挑戦する馬もいた。
ただ、ご存じの通り、凱旋門賞馬はジャパンカップを勝てない。

その逆もしかり。

また、2400m戦は、長距離路線としての存在価値もある。
凱旋門賞経由せずとも、ロワイヤルオーク賞という目標もあると言える。
とくに、2400リステッドあたりは、長距離馬が本当に多いのだ。

なので、7月のモーリスドニュイユ賞2800とかも、目指す馬がいる。

ここから、Waldgeist ヴァルトガイストが出ている。あの、女傑Enable エネイブルをやぶって凱旋門賞を制覇している。

また、スタミナ自慢の凱旋門賞馬のIn Swoopも、翌年にここを制している。

近年、ドイツの馬、エドゥーヴィル賞と凱旋門賞というつながりが出来てもいる。
穴党なら、なおさら、チェックしておかねばならないドイツ馬が多数出ているのだ。

馬場うんうんもあるんですがね、凱旋門賞の行われるロンシャン競馬場は、日本の競馬場の倍の高さの坂道を登って下ってくるのですね。スタミナは、それだけでも必要なのですね。

目次

2024/05/05 木曜 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場

2レース – Prix d’Hédouville エドゥーヴィル賞

14h33
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2400m – 6頭
4歳以上

予想印

単01 Goliath 06 H4 57 M. Guyon
–02 Rex of Thunder 04 M6 57 C. Lecoeuvre
穴03 Trabuco 02 H6 57 H. Lebouc
対04 Galashiels 03 H5 57 A. Pouchin
–05 Rashford 01 M4 57 A. Crastus
本06 Shakti 05 F4 55,5 A. Madamet

レース予想

どちらかといえば、長距離を目指す馬が出てくるこのレース。

Prix Lord Seymour リステッドのロードシーモア賞再戦。

勝った、対04 Galashiels ガラシエル、

2着も叩いて前進の、単01 Goliath ゴリアット。

これに3連勝の、穴03 Trabuco トラブコ。

4戦4連帯3勝の底見せない、本06 Shakti シャクティ。

少頭数も混戦模様だ。

上が見えない、本06 Shakti シャクティを中心視で。

レース結果

01着単01 Goliath M. Guyon 2分51秒36
02着対04 Galashiels 3馬身 
03着本06 Shakti クビ 
04着穴03 Trabuco 3馬身 
05着 05 Rashford 6馬身 

レース展開

レース映像

押し出されるように先頭に立った単01 Goliath ゴリアット。

単01 Goliath ゴリアットは、直線に入ると、他の馬を突き放す一方となり、余裕をもっての勝利となりました。これは強かったですね。

血統

単01 Goliath ゴリアットは、サドラーズウェルズ系ADLERFLUG アドラーフルーク産駒。母父ストームバード系シャマルダル。

こぼれ話

2023/05/07 木曜 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場

2レース – Prix d’Hédouville エドゥーヴィル賞

14h33
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2400m – 6頭
4歳以上

予想印

対01 Haya Zark 01 M4 58 C. Soumillon
–02 Mutabahi 02 M5 57 C. Demuro
–03 Galashiels 06 H4 57 B. Murzabayev
単04 Or Gris 05 H7 57 A. Pouchin
本05 Kertez 03 H5 57 M. Guyon
穴06 Know Thyself 04 F4 55.5 T. Piccone

レース予想

まずは、Prix d’Harcourt アルクール賞で3着の、本05 Kertez ケルテスと5着の、対01 Haya Zark ハヤザルク。ただ、58と格上扱い。

長い距離への前哨戦Prix Lord Seymour ロールセイムール賞を4着で、3歳長距離G3リューテス賞4着の–03 Galashiels ガラシエルに先着した、単04 Or Gris オールグリ。

牝馬限定戦ではあるが、G3のPrix Vanteaux ヴァントー賞2着馬で、秋に牝馬限定リステッドのPrix de Liancourt リアンクール賞でも2着した、穴06 Know Thyself ノウザイセルフ。

レース結果

01着対01 Haya Zark C. Soumillon 2分42秒35
02着本05 Kertez 3/4馬身 
03着穴06 Know Thyself 2馬身 
04着単04 Or Gris 1.25馬身 
05着 02 Mutabahi 短クビ 
06着 03 Galashiels アタマ

レース展開

レース映像

内を悠々押さえて先行するスミヨン対01 Haya Zark ハヤザルク。自然と先頭に立ってしまう勢い。

それでも、登りから抑えて、下ってくると、内から強襲。

迫る本05 Kertez ケルテスを、振り切って優勝。

まずは、本05 Kertez ケルテスは、今年エクスビュリ賞で対01 Haya Zark ハヤザルクが破っている相手ですからね。

血統

対01 Haya Zark ハヤザルクは、ミスタープロスペクター系ZARAK ザラック産駒。母父ミスタープロスペクター系ELUSIVE CITY イリューシヴシティ産駒。

こぼれ話

2022/05/12 木曜 : ParisLongchamp ロンシャン競馬場

1レース – Prix d’Hédouville エドゥーヴィル賞

17h16
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2400m – 6頭
4歳以上

予想印

–01 Dato M6 59 B. Ganbat
注02 Mutabahi M4 57 O. Peslier
穴03 Mr de Pourceaugnac H5 57 H. Besnier
単04 Alter Adler M4 57 C. Demuro
対05 Mendocino M4 57 R. Piechulek
本06 Bubble Gift M4 57 G. Mossé

レース予想

そんなわけで、ドイツ馬、ここ経由、凱旋門賞というラインが出来つつあるのか?
ドイツからも参戦してきている。

–01Datoは、ドイツで使っていたが、G1馬とかいうわけではない。
ただ、2400の猛者そろうシリーズの、デフィデュギャロを制覇している。

この馬に勝って、このところ5戦4勝4連帯なのが、注02Mutabahi ムタバイ。
少々軽量でもあったが、–01Dato ダトには圧勝だった。

昨年、G2コンセイユドパリ賞2着で、しかも僅差だった穴03Mr de Pourceaugnac ムッシュードゥプールソーニャック。
ここは一発ねらっていそうだ。

ドイツといえば、独ダービー2着馬の単04Alter Adler アルターアドラー。これは、戦績からも、凱旋門賞も視野であろう。
まずは、ドイツに縁起のいい、ここでというのもあろう。
猛者の集まる凱旋門賞は、スピードだけでは勝てないことは、ある意味、日本の馬が証明している。

さらにドイツから、バイエルン大賞2着馬の対05Mendocino メンドシノ。
ドイツ馬の狩場となるのだろうか?このレース。
明らかに、意識がある。

最後に、本06Bubble Gift バブルギフト。

この馬は、凱旋門賞出走馬である。
そして、この馬に、本の僅差、ほぼ横並びで、前でゴールしたのがクロノジェネシスである。
それだけでも、この馬に実力があることは、はっきりわかる。

その馬も、ここを選んで出走してきた。

もう、凱旋門賞見据えての戦いは始まっている。
凱旋門賞と同じ競馬場のちょっと距離長い版なのであるから、凱旋門賞で勝負できるスタミナは、基本ある馬でないと勝負できない。
いくつか凱旋門賞の条件があるとすれば、その内、スタミナはクリアしている馬が、ここを制するのだ。

レース結果

01着注02 Mutabahi O. Peslier 2分36秒78
02着単04 Alter Adler 3/4馬身 
03着対05 Mendocino 半馬身 
04着本06 Bubble Gift クビ 
05着穴03 Mr de Pourceaugnac 3/4馬身 
06着 01 Dato 4馬身

レース展開

直線のよーいドンでした。

各馬力が残っていることもありますが、力量差もなく、接戦になりました。

確実に伸びて先頭でゴールしたのは、02注Mutabahi ムタバイでした。

これで3連勝6連続連帯。堅実にしっかり走ります。

人気通りの力を見せたとも言えますね。

血統

02注Mutabahi ムタバイは、ノーザンダンサー系FRENCH FIFTEEN フレンチフィフティーン産駒。母父ネイティヴダンサー系HALLING ホーリング。
フレンチフィフティーンは、さかのぼると、牝系はザーラにたどり着きます。ザルカヴァなどと同じです。

02注Mutabahi ムタバイは、兄に独G1ベルリン大賞勝って、仏G2シャンティイ大賞2着のフレンチキングがいます。

こぼれ話

このレースが凱旋門賞への登竜門となったのは、一番は同競馬場同距離が凱旋門賞である故でしょうね。
G2ならともかく、G3なら、メンバー的にも、勝負しやすい。

フランス競馬古馬

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