ただいまブログ更新修正中 旧ブログ

フランス競馬平地:Le Vase d’Argent ル・ヴァーズ・ダルジャン

フランス競馬古馬
  • URLをコピーしました!

ずっと長い間、Argent=銀、Le Vase=花瓶、壺であると思っていました。ですが、このLe Vase d’Argent自体が、植物名なんですね。ブラジル原産のエクメア・ファスキアタという植物らしいのですが、その名を冠するレース。由来はわかりません。しかし、長いこと、この名のレースが、トゥールーズの名物レースとして、行われています。

植物なのか、花瓶なのか?いずれわかる時が来るかもしれません。

毎年追っかけてますから、ル・ヴァーズ・ダルジャンは、花でも壺でもなく、トゥールーズ開催レース名として、脳に記憶されてますね。

このシリーズは、重賞戦線から下ってきた再起を期す馬や、上り馬、セン馬などが集う、リステッドとはいえど、G3級なメンバーが集っているといえます。

目次

2024/04/21 日曜 : Toulouse トゥールーズ競馬場

5レース – Le Vase d’Argent ル・ヴァーズ・ダルジャン 3ème étape du défi du Galop デフィデュギャロ 2024 第3戦

12h05
平地 – LR – 52 000ユーロ – 2000m – 7頭
4歳以上

予想印

本01 Agador 04 M5 58.5 C. Demuro
–02 Alcaraz 05 H5 57 J.-B. Eyquem
–03 Harry Way 08 H4 57 M. Barzalona
穴04 Watch Him 07 M6 57 S. Pasquier
–05 Dar Toungi 09 H6 57 T. Piccone
–06 Une Perle 03 F4 57 M. Guyon
対07 Lord Achilles 01 H7 57 A. Lemaitre
単08 Dilawar 02 H7 57 S. Ladjadj
–09 Noir 06 F4 55.5 L. Boisseau

レース予想

10戦8勝の、本01 Agador アガドールがここへ。ここも通過できるだろうことは、前走が、同じトゥールーズの同級Prix Max Sicard マックスシカール賞であるからだ。

リヨンのリステッドPrix André Baboin アンドレバボワン賞を2着した、対07 Lord Achilles ロールアキレス。

マルセイユのGrand Prix de Marseille マルセイユ大賞連帯の、単08 Dilawar ディラウォー。

このあたりがライバルで、他は掲示板争いとなるか?

そうなると、穴04 Watch Him ウォッチヒムは、リステッドPrix André Baboin アンドレバボワン賞でそう大きく離されておらず、これがその次評価になりそうだ。

レース結果

01着 05 Dar Toungi T. Piccone 2分03秒90
02着本01 Agador 1/4馬身 
03着単08 Dilawar 3/4馬身 
04着対07 Lord Achilles 3/4馬身 
05着穴04 Watch Him アタマ 
06着 02 Alcaraz アタマ 
07着 06 Une Perle アタマ 
08着 09 Noir 3/4馬身 
09着 03 Harry Way 半馬身

レース展開

レース映像

本01 Agador アガドールは好発でした。

3列目ほどにつけた05 Dar Toungi ダールトゥンジは、直線、そのまま、スルスルと先頭に立ち、押し切りました。

31戦6勝としたわけですが、今回はメンバーに恵まれたかもしれませんね。底見せない本01 Agador アガドールも、2着は確保。

展開的にも、前有利な流れになったかもしれません。

血統

05 Dar Toungi ダールトゥンジは、グレイソヴリン系ケンダルジャン産駒。母父ダンジグ系ロックオブジブラルタル。

こぼれ話

2023/04/23 日曜 : Toulouse トゥールーズ競馬場

2レース – Le Vase d’Argent ル・ヴァーズ・ダルジャン 3ème étape du défi du Galop デフィデュギャロ 2023 第3戦

12h05
平地 – LR – 52 000ユーロ – 2000m – 7頭
4歳以上

予想印

本01 Wally 05 H6 58.5 C. Demuro
–02 Say Good Buy 07 H7 57 V. Seguy
単03 Prince Anodin 02 H6 57 F. Veron
対04 Watch Him 04 M5 57 M. Guyon
穴05 Mon Bel Canto 06 H5 57 J.-B. Eyquem
注06 Bosioh 01 M6 57 A. Crastus
–07 Aldufoof 03 F5 55.5 H. Mouesan

レース予想

力関係から行くと、本01 Wally ウォリーが、抜けた存在。G1イスパーン賞の2着馬ですからね。

G1からG2になっちゃいましたが、ミラノ大賞の勝ち馬でもあります。

ちょっと、5枚ほど、他の馬より格上と思われます。

実際の結果は、そう甘くないことは多いフランスではありますが、日本ならこれ、単賞元返しになりそうな気がします。

さて、相手探し。

一応、去年は取消になっちゃった、対04 Watch Him ウォッチヒム。前哨戦も勝ち上がり、準備万端。

これには敗れているが、3着した、単03 Prince Anodin プランスアノダンが3番手。

他は、力違いですかね?

穴05 Mon Bel Canto モンベルカントが、一応の連帯候補。

クラス2は勝っている、注06 Bosioh ボシオが最後に。

昨年とも似たメンバー構成で、昨年の勝馬はやはり!ではありましたが、結果は、2着とはクビ上げ下げレベルでしたしね。

レース結果

01着対04 Watch Him M. Guyon 2分05秒50
02着本01 Wally 1.25馬身  
03着単03 Prince Anodin クビ  
04着穴05 Mon Bel Canto 1.25馬身  
05着 02 Say Good Buy 1馬身  
06着 07 Aldufoof 15馬身

レース展開

レース映像

07 Aldufoof アルデュフットが逃げますが、スローペースですね。

中段4番手にc。その背後に本01 Wally ウォリー。

淡々とした流れから、少々ペースが上がった感じはしますが、向こう正面では、逃がさじと後続も前を追走します。

外での人気馬のたたき合いは、同じ足色にて、前の対04 Watch Him ウォッチヒムが本01 Wally ウォリーに勝利。

血統

対04 Watch Him ウォッチヒムは、ダンジグ系エルヴストローム産駒。母父サドラーズウェルズ系ガリレオ。

Elvstroem エルヴストロームは、ドバイターフの勝ち馬。渡欧し、ロッキンジS、イスパーン賞、プリンスオブウェールズS、サンクルー大賞と勝てないものの好走。

こぼれ話

2022/04/24 日曜 : Toulouse トゥールーズ競馬場

6レース – Le Vase d’Argent ル・ヴァーズ・ダルジャン 3ème étape du défi du Galop デフィデュギャロ 2022 第3戦

14h15
平地 – LR – 52 000ユーロ – 2000m – 7頭
4歳以上

予想印

本01 Monty 05 H7 58.5 G. Mossé
–02 Il Decamerone 03 H6 58.5 A. Pouchin
対03 Zouave Valley 04 M5 57 A. Gutiérrez Val
単04 Parchemin 02 H4 57 M. Barzalona
–05 Watch Him 08 M4 57 Non-partant
–06 Enerock Fal 01 M4 57 C. Demuro
穴07 Paco 06 M4 57 C. Soumillon
–08 Lingering Dream 07 F4 55.5 G. Guedj-Gay

レース予想

G3のPrix Gontaut-Biron ゴントービロン賞で連帯実績のある、本01 Monty モンティ。

5連勝中の、対03 Zouave Valley ズアーブヴァレー。

クラス1を60キロ背負って僅差で2着だった、単04 Parchemin パルシェマン。

リステッド3着も、勝馬が、G2勝ち負けするThe Revenant ザレヴナントと桁違いだったため、力差はないとみる、穴07  Paco パコ。

レース結果

01着本01 Monty G. Mossé 2分08秒60
02着単04 Parchemin 短アタマ  
03着穴07 Paco 4.5馬身  
04着対03 Zouave Valley アタマ  
05着 08 Lingering Dream 3.5馬身  
06着 02 Il Decamerone 1.5馬身  
07着 06 Enerock Fal 大差

レース展開

レース映像

対03 Zouave Valley ズアーヴヴァレーが先行、これに続いて、スミヨンの穴07 Paco パコが内、06 Enerock Fal エネロックファルのクリスチャンが外の2番手を進みます。

本01 Monty モンティは最後方から来ましたが、これが直線差し切りました。

ここは斤量差あっても、G2オカール賞3着、G1ガネー賞4着の実績は、かなり上でしたかね?

2着の単04 Parchemin パルシュマンがよく頑張ったといえるかもしれません。

馬場は不良ですから、斤量重い本01 Monty モンティの最後方ごぼう抜きは完全に力違いですね。

血統

本01 Monty モンティは、サドラーズ、ダンジグの黄金配合。父は、英ダービー馬MOTIVATOR モチヴェーター。母父ANABAA アナバー。祖母は2000mリステッド3着があります。リステッドの中距離戦は、最適解かもしれませんね。

こぼれ話

フランス競馬古馬

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次