超が付く有力牝馬がいないが、2014年には、ディアヌ賞7着からの巻き返しを狙ったBawina バウィナが、ここを皮切りに、マイルの牡馬牝馬混合重賞のミュゲ賞を牝馬ながらに勝ち、ファルマスSやロートシルト賞などの牝馬G1へコマを進め掲示板に載っている。マイラー牝馬の登竜門の一つではある。
2023 07 01 土曜 : Chantilly シャンティイ競馬場
4レース – Prix de Bagatelle バガテル賞 2023
17h52
平地 – LR – 55 000ユーロ – 1600m – 10頭
3歳牝馬
予想印
本01 Ashiya 06 F3 56 G. Mossé
対02 Dabawa 10 F3 56 M. Barzalona
–03 Mysterious Love 07 F3 56 C. Demuro
–04 Thornbrook 01 F3 56 A. Lemaitre
–05 Aversa 09 F3 56 E. Hardouin
穴06 Magyar Dance 05 F3 56 A. Madamet
–07 Eagle Babe 03 F3 56 Benj. Marie
単08 Belle Et Grise 08 F3 56 T. Piccone
–09 Gain It 02 F3 56 B. Murzabayev
–10 Rose Prick 04 F3 56 Mlle S. Osborne
レース予想
去年と同じなら、勝ち上がってきたばかりの格下条件馬の、本01 Ashiya アシヤが条件揃う。
ま、緑軍団ですし、祖母は中距離リステッド勝馬ASHIYLA アシイラ。
新馬の27000ユーロクラスは勝っている、対02 Dabawa ダバワ。
連勝中のオレンジ軍団の、単08 Belle Et Grise ベレグリーズは、連勝中。
上位2頭の緑軍団と好勝負して間に入った、穴06 Magyar Dance マジャールダンス。
レース結果
01着 04 Thornbrook A. Lemaitre 1’37”79
02着 対02 Dabawa 短クビ
03着 穴06 Magyar Dance 1/2馬身
04着 単08 Belle Et Grise 1.75
05着 10 Rose Prick 1/2馬身
06着 本01 Ashiya 3/4馬身
07着 03 Mysterious Love 1/2馬身
08着 07 Eagle Babe 短アタマ
09着 09 Gain It 1馬身
10着 05 Aversa クビ
レース展開
最内から前へ行った04 Thornbrook ソーンブルック。
有力緑軍団の本01 Ashiya アシヤ、対02 Dabawa ダバワは、後方。
直線、抜け出してきた04 Thornbrook ソーンブルックが、外伸びた対02 Dabawa ダバワを振り切って優勝。
The Moyglare Stud Stakes モイグレアスタッドSに挑戦した馬なので、8着でしたが、期待はあったのでしょう。
サンデー系ですし、フランスの方が馬場が向くということですね、おそらくは。
ここで、リステッドを獲りました。
血統
04 Thornbrook ソーンブルックは、サンデーサイレンス系SAXON WARRIOR サクソンウォリアー産駒。母父ダンジグ系デインヒルダンサー。
こぼれ話
2022 07 02 土曜 : Chantilly シャンティイ競馬場
2レース – Prix de Bagatelle バガテル賞 2022
17h25
平地 – LR – 55 000ユーロ – 1600m – 10頭
3歳牝馬
予想印
単01 Jouza F3 56 C. Lecoeuvre
–02 By All Means F3 56 S. Planque
–03 Love Interest F3 56 C. Demuro
–04 Delida F3 56 R. Thomas
穴05 Mascaret F3 56 M. Barzalona
–06 Healing Oasis F3 56 I. Mendizabal
本07 Zelda F3 56 Mlle C. Pacaut
–08 Wootton Diva F3 56 T. Bachelot
–09 Abhayaa F3 56 E. Hardouin
対10 Situveux F3 56 M. Guyon
レース予想
まずは、G1プールデッセ6着だった本07 Zelda ゼルダ。
展開にもよるが、僅差だったので、そう力負けしないはず。
サンドリンガム賞では大差だったが、リステッドは僅差だった対10 Situveux シテュヴー。
大差もG2を4着の対10 Situveux シテュヴーと、リステッド掲示板の単01 Jouza。
前走、単01 Jouza ジュウザとは僅差だった穴05 Mascaret マスカレット
レース結果
01着 02 By All Means S. Planque 1’38”37
02着 対10 Situveux 2馬身
03着 08 Wootton Diva クビ
04着 単01 Jouza 3/4馬身
05着 穴05 Mascaret ハナ
06着 本07 Zelda 3/4馬身
07着 09 Abhayaa アタマ
08着 06 Healing Oasis 3/4馬身
09着 03 Love Interest 3.5馬身
10着 04 Delida 短アタマ
レース展開
中団追走から、直線外に持ち出すと、キッチリ伸びた02 By All Means バイマイミーンズが優勝。
着差大きくないですが、最後の脚は力違いでした。
02 By All Means バイマイミーンズは、2勝馬だったんですが、これで3勝馬。格下条件を、敗れた後に何とか勝ち上がっただけの馬が、こうなってみると、4戦3勝で、連勝でリステッド勝。この1勝を重ねたことで、戦績業の見た目が、グッと違ったものに見えますね。むろん、だから、このクラスに出走しているのですが、それは、他の出走馬も同じ。
血統
02 By All Means バイマイミーンズの父は、コディアック。
コディアックって良く聞くなだけど、なんだ？
大きなレースは勝っていない馬ですが、仏モーリスドゲスト賞4着馬。
そんな戦績の割には、良く聞く名前ですね、種馬としては。
この馬の、全兄が、Invincible Spirit インヴィンシブルスピリット ということが、重宝される最大の理由であると思われます。
