遅れてきた3歳馬の裏街道。ここでの土産をてに、中距離戦線を進むもよし、枠あれば、凱旋門賞へ進むもよし。
アレッジド、トリプティク、インザウイングス、ソーマレズ、アルカング、アップルトゥリー、ミルコム、ルーソーヴァージュ、シリュスデゼグル、アンテロ、ガイヤースと、多くの有力馬がここ勝ち上がり。G3ですが、結構な名前が揃ってますね。
2025 09 14 日曜 : Longchamp ロンシャン競馬場
2レース – Prix du Prince d’Orange プランスドランジュ賞 2025
14h33
平地 – G3 – 73 200ユーロ – 2000m – 7頭
3歳以上
予想印
–01 Bolster 02 M5 58 P-L. Jamin
–02 Daring Prince 04 M4 58 T. Bachelot
本03 Croix du Nord 05 M3 58 Y. Kitamura
対04 Daryz 07 M3 57 M. Barzalona
単05 Uthred 06 H3 55 A. Madamet
穴06 Nahraan 01 M3 55 O. Murphy
注07 Dumonet 03 M3 55 C. Demuro
レース予想
重賞では3度5着という、–02 Daring Prince ダーリングプリンス。
英インターナショナルSで敗戦。無敗ではなくなった、対04 Daryz ダリーズは巻き返しあるか?そもそもは、クラシックに乗り切れなかった馬の裏街道のPrix Eugene Adam ウジェーヌアダン賞馬ではありますが。
単05 Uthred ウートレッドは、リステッドのPrix de Saint-Patrick サンパトリック賞で5着に敗れての仕切り直しの1戦の前走、Prix Pelleas ペレアス賞で圧勝だった。
英リステッドの勝ち上がり、穴06 Nahraan ナーラーン。
Prix Eugene Adam ウジェーヌアダン賞では、対04 Daryz ダリーズに2馬身つけられた、注07 Dumonet デュモネ。
ここは、本03 Croix du Nord クロワデュノールの相手になる馬はいないはずで、渡仏初戦とはいえ、僅差勝ちというわけにはいかないだろう。
単に馬場の問題なのか?距離なのか?コース形態なのか?
それとも、血なのか?
それとも、生活環境なのか?今回のメンバーだけで、答えが出るわけでもないでしょうが、ここを使ったという結果がどうでるかに興味はありますね。過去のそうそうたる勝馬も、2,400でも活躍した馬多くいますしね。
レース結果
01着本03 Croix du Nord Y. Kitamura 2分11秒69
02着対04 Daryz 短アタマ
03着穴06 Nahraan 1馬身1/4
04着単05 Uthred クビ
05着 01 Bolster 半馬身
06着注07 Dumonet 6馬身
07着 02 Daring Prince 5馬身
レース展開
結局4番手に収まって登って行った本03 Croix du Nord クロワデュノール。
その2頭背後に、今回のライバル、対04 Daryz ダリーズがいました。
フランスの放送ですと、本03 Croix du Nord クロワデュノールがフランス語のため、発音しにくそうではなく、スルスルっと名前が呼ばれているのが印象的です。早く発音していると、コワデュノーと聞こえますね。
oiは、フランス語でワ、uはユー、最後の子音、この場合は、Nordのdは発音しないので、クロワデュノールになるわけですね。フランス語の勉強には良い名前の馬です。
Nordはおそらく、サブちゃんの馬、キタサンブラックの北から来ているわけですが、そんなことを感じてロンシャンで思いに浸れるのは、日本人の競馬ファンだけの特権ですね。
さて、個人的には、思ったほどの強さではなかったなぁという印象でした。だが、この馬場、Collant コラン、または、Très souple トレスープルとの表示。すなわち、重から不良という馬場ですから、よく走ったといえるかもしれません。
対04 Daryz ダリーズは前走ヨークで大敗したんですが、この時の馬場は、良馬場。そもそも、重のほうが断然良い馬だったと思われます。
そう考えると、それを僅差とはいえ破った本03 Croix du Nord クロワデュノールは、これだけの坂と、コースも初体験だったわけで、不良馬場をこなしたことはプラスかもしれません。
もっとも、本番は、もっと走りやすい稍重程度、ペネトロメートル3.5前後、4以下のほうがよさそうですね。
血統
本03 Croix du Nord クロワデュノールは、サンデーサイレンス系キタサンブラック産駒。母父ダンジグ系ケープクロス。
こぼれ話
2024 09 08 日曜 : Longchamp ロンシャン競馬場
3レース – Prix du Prince d’Orange プランスドランジュ賞 2024
13h58
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2000m – 7頭
3歳
予想印
–01 Meydaan 05 M3 56.5 C. Soumillon
穴02 Supercooled 07 M3 56.5 S. Pasquier
単03 Ombudsman 02 M3 56.5 W. Buick
–04 Fast Tracker 01 M3 56.5 R.-L. Moore
本05 First Look 03 M3 56.5 J. W. Doyle
対06 Map of Stars 06 M3 56.5 M. Barzalona
–07 Start of Day 04 F3 55 C. Lecoeuvre
レース予想
Poule d’Essai des Poulains プールデッセ6着で、Prix de Saint-Patrick サンパトリック賞2着、Prix Daphnis ダフニ賞G3を僅差3着と好走した、穴02 Supercooled スーパークールド。
3戦無敗で、Prix Nureyev ヌレイエフ賞完勝した、単03 Ombudsman オンブズマン。
ジョッキークラブ賞大敗も、3連勝で、有力馬輩出するリステッドのPrix de Suresnes シュレーヌ賞を勝った、–04 Fast Tracker ファストトラッカー。
ジョッキークラブ賞連帯した、本05 First Look ファーストルックは、ここでは1番の成績。
2戦2勝で、Prix Pelleas ペレアス賞を勝った、対06 Map of Stars マップオブスターズ。
3連勝で、リステッドのPrix Madame Jean Couturie マダムジャンクチュリー賞を勝った、–07 Start of Day スタートオブデイ。
なかなか、好メンバーが揃ってますね。
レース結果
01着単03 Ombudsman W. Buick 2分11秒42
02着 07 Start of Day 半馬身
03着穴02 Supercooled 3/4馬身
04着対06 Map of Stars 1/2半馬身
05着 04 Fast Tracker 2馬身
06着本05 First Look 3/4馬身
07着 01 Meydaan 6馬身
レース展開
本05 First Look ファーストルックが淡々と引っ張ります。
単03 Ombudsman オンブズマンは2番手の内。
外には、01 Meydaan メイダーンが続きます。
直線は襲い掛かる各馬をしのぎ切り、単03 Ombudsman オンブズマンが、最内をおしきりました。
単03 Ombudsman オンブズマンは、これで、リステッドのPrix Nureyev ヌレイエフ賞から連勝で、初戦から負けなし。4戦4勝。
血統
単03 Ombudsman オンブズマンは、ミスタープロスペクター系ナイトオブサンダー産駒。母父ダンジグ系ダンシリ。
こぼれ話
2023 09 03 日曜 : Longchamp ロンシャン競馬場
3レース – Prix du Prince d’Orange プランスドランジュ賞 2023
15h05
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2000m – 9頭
3歳
予想印
本01 Horizon Doré 02 H3 58.5 C. Demuro
対02 Colombier 03 M3 56.5 B. Murzabayev
–03 Devil In The Sky 01 M3 56.5 F. Veron
穴04 Goliath 04 H3 56.5 M. Guyon
–05 Woodchuck 07 H3 56.5 S. Planque
注06 Mr Molière 06 H3 56.5 A. Pouchin
単07 Birr Castle 05 M3 56.5 M. Barzalona
レース予想
クラシック戦線から漏れた組だが、遅れてきた大物も出現。
今回も、ファーブル厩舎の有力馬が3頭も集結。
ダフニ賞G3では3着に敗れたが、まだ3戦2勝。ここで立て直しの、対02 Colombier コロンビエ。
そのダフニ賞では最下位に敗れた、注06 Mr Molière ムッシューモリエールは立て直しにここを選ぶ。
ハイパーG2である、ギョーム・ドルナノ賞を3着してきた、単07 Birr Castle ビールキャッスル。
これらに立ちはだかるのが、サンデーサイレンスの血、有力裏街道G2Prix Eugene Adam ウジェーヌアダン賞を勝ち上がった、本01 Horizon Doré オリゾンドレ。
裏街道リステッドのクレールフォンテーヌ大賞 Grand Prix de Clairefontaineを勝ったセン馬、穴04 Goliath ゴリアット。
レース結果
01着本01 Horizon Doré C. Demuro 2分04秒62
02着注06 Mr Molière 2.5馬身
03着単07 Birr Castle 短アタマ
04着穴04 Goliath 2馬身
05着 05 Woodchuck アタマ
06着対02 Colombier 短クビ
07着 03 Devil In The Sky 2.5馬身
レース展開
中団内の本01 Horizon Doré オリゾンドレ。
目の前に、ゴドルフィンブルーの単07 Birr Castle ビールキャッスルを見る形。
最後方に注06 Mr Molière ムッシューモリエールが進みます。
フォルスストレートは2列でゆっくり進み直線へ入ります。
ほぼ持ったまま、他の馬についてゆく本01 Horizon Doré オリゾンドレですが、追い出すと、スルスル駆け上がり、後続を突き放して快勝。強かったですね。
血統
本01 Horizon Doré オリゾンドレはサンデーサイレンス系ハットトリック産駒。母父サドラーズウェルズ系エンリケ。ダビルシム自体は、サンデー×ニジンスキーですから、ダンスパートナー、ダンスインザダークのスタミナイメージ。シリュスデゼグルという先輩もいますが、この馬もセン馬です。
こぼれ話
2022 09 04 土曜 : Longchamp ロンシャン競馬場
6レース – Prix du Prince d’Orange プランスドランジュ賞 2022
16h33
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2000m – 9頭
3歳
予想印
–01 West Wind Blows M3 56.5 W. Buick
–02 Star Of India M3 56.5 R.-L. Moore
–03 Russipant Fal M3 56.5 H. Lebouc
–04 Ilic M3 56.5 A. Lemaitre
本05 Vagalame M3 56.5 M. Guyon
対06 Epic Poet M3 56.5 C. Demuro
単07 Mountaha F3 56 C. Soumillon
–08 Jouza F3 55 C. Lecoeuvre
穴09 Hidden Dimples F3 55 M. Barzalona
レース予想
まずは、相手関係なく、堅実に掲示板を重ねてきた本05 Vagalame ヴァガラム。
ジョッキークラブ賞5着、ウジェーヌアダン賞3着、ギョームドルナノ賞4着。いずれも、勝馬と僅差。唯一ジョッキークラブ賞だけは、2着と僅差だったが、勝馬のVadeni ヴァダーニは突き抜けていた。
底見せていないと言えば、4戦3勝の対06 Epic Poet エピックポエット。こちらは、底見せずの楽しみが多い。
独オークス4着馬の単07 Mountaha モウンタハ。底見せたわけでもないので、この馬も楽しみは多い。
最後に、穴09 Hidden Dimples ヒドゥンディンプルス。勝ち切れていないのだが、3走前のリステッドで、後のディアヌ賞2着馬を破っての勝利で、その後も、大負けはない。上位と僅差も多く、決して力負けではなさそうで、ここでも相手なりにはやれそうだ。
レース結果
01着 01 West Wind Blows K. Shoemark 2分04秒13
02着 04 Ilic 1.75馬身
03着対06 Epic Poet 1.75馬身
04着 02 Star Of India アタマ
05着単07 Mountaha クビ
06着本05 Vagalame 半馬身
07着 03 Russipant Fal クビ
08着 08 Jouza ハナ
09着穴09 Hidden Dimples アタマ
レース展開
展開的な問題で、荒れたのではなく、他の馬が、2番手から競馬を進めた04 Ilic イリックをとらえる事が出来ませんでした。
唯一、外に持ち出し伸びた01 West Wind Blowsは1着。英G3のGordon Stake ゴードンステークスで6着という、なんとも評価しにくい位置にいた馬でしたが、今回はきれいに外から伸びました。
そう考えると、01 West Wind Blows ウェスロウィンドブロー以外、あまり強い馬はいなかった!で、04 Ilic イリックが残ってしまったと考えるのが良さそうです。
04 Ilic イリックが2着に入ったことで、馬連万馬券のオッズになりました。これは1勝馬。前走リステッド6着ですが、確かに僅差レースではありました。先日仏長距離3歳前哨重賞を勝ったMaster Gatsby マスターギャツビーが1馬身半ほど前で3着入線でしたから、最下位とはいえ、考えようによっては、重賞勝馬と僅差だったんですね。
血統
01 West Wind Blows ウェスロウィンドブローは、サドラーズウェルズ系テオフィロ産駒。母父ミスタープロスペクター系マキャベリアン。兄SETTING SAIL セッティングセイルは、豪1800mのG3MRC ECLIPSE STAKESで2着があります。
