凱旋門賞出走したLa Boum ラブームは、ここを2度走り2連帯1勝。個人的に応援していた牝馬Skalletは、ここを2着。のちに、SKALLETI スカレッティ、SKAZINO スカジノの母となる。凱旋門賞出走したFrine フリーヌもここから。自身はロワイヤリュー賞馬となっている。
オークス馬TALENT タレントの仔Ambition アンビションもここを連覇している。
Ambition アンビション自身は、G2コリーダ賞を勝って重賞3勝。
2023 11 11 土曜 : Toulouse トゥールーズ競馬場
5レース – Prix Fille de l’Air フィーユ・ドゥ・レール賞 2023
16h25
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2100m – 9頭
3歳以上牝馬
予想印
–01 Hardpia 04 F6 56,5 V. Janacek
本02 Sea The Lady 07 F3 55 A. Pouchin
–03 Turn Cartwheels 06 F3 55 G. Guedj-Gay
–04 Perama 03 F3 55 T. Bachelot
対05 Yorokobi 09 F3 55 A. Lemaitre
–06 Maliparmi 01 F3 55 A. Orani
穴07 Dancing Goddess 02 F3 55 M. Barzalona
単08 Une Perle 08 F3 55 C. Demuro
注09 Higgle 05 F3 55 M. Guyon
レース予想
さてさて、昨年も言いましたが、ここは登竜門レース。もう、目立たないシーズン後半のG3レースのようですが、昨年の勝馬、本05 Via Sistina ヴィアシスティナは、3連勝でプリティポリーSを勝ち、その後もG1戦線を３連続掲示板。一つは、チャンピオンSで牡馬に交じっての２着ですから、希代の牝馬になったと言っていい。さすがに、そこまでは、昨年全く想像できませんでしたがね。
今回も、日本語名馬いますね。対05 Yorokobi よろこび。G2のPrix de Malleret マルレ賞３着。
オルフェーヴルがフランス語ですし、レーヴ軍団もそうですし、日本にもフランス語馬名は多い。
ドイツオークス３着の、本02 Sea The Lady シーザレディ。フランスでもG3のPrix Vanteaux ヴァントー賞２着や、G1Prix Saint-Alary – サンタラリ賞５着などの実績あり。
G3のPrix de Flore フロール賞で勝馬から僅差の４着の、単08 Une Perle ユヌペルル。
先日リステッドPrix Casimir Delamarre カジミールドゥラマール賞を勝った、穴07 Dancing Goddess ダンシングゴッデス。
リステッドPrix Panacee パナセ賞僅差２着だった、注09 Higgle イグル。
レース結果
01着 04 Perama T. Bachelot 2’16”10
02着 単08 Une Perle 2馬身
03着 01 Hardpia 1.5馬身
04着 06 Maliparmi 1.75馬身
05着 本02 Sea The Lady 1馬身
06着 対05 Yorokobi 2馬身
07着 穴07 Dancing Goddess クビ
08着 03 Turn Cartwheels 7.5馬身
09着 注09 Higgle 大差
レース展開
中団、後ろ目に控えた04 Perama ペラマ。
外からスルスル上がっていきます。
スローなんでしょうが、3コーナーから動き始めた04 Perama ペラマ。
他の馬との比較で、余裕のある手ごたえのまま、先頭に躍り出ると、そのまま後続寄せ付けず。
前走は同じ場所で、良馬場で敗戦。
今回は不良ですが、この馬自身、馬場はあまり関係なさそうですね。その分、悪い馬場だと生きるかもしれません。
血統
04 Perama ペラマは、ヌレイエフ系シユーニ産駒。母父サドラーズウェルズ系モンジュー。サドラーズとか、ゴーンウェストなどの血は、重い馬場適正は高そうではありますね。
こぼれ話
2022 11 11 金曜 : Toulouse トゥールーズ競馬場
4レース – Prix Fille de l’Air フィーユ・ドゥ・レール賞 2022
15h50
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2100m – 11頭
3歳以上牝馬
予想印
–01 Thunder Drum 11 F4 56.5 E. Hardouin
–02 Hardpia 02 F5 56.5 V. Janacek
–03 Alula Borealis 09 F4 56.5 T. Bachelot
–04 Jupyra 03 F5 56.5 G. Mossé
本05 Via Sistina 06 F4 56.5 J. P. Spencer
注06 Elegant Verse 10 F3 55 C. Lecoeuvre
–07 Pennine Hills 05 F3 55 M. Guyon
穴08 Final Gesture 04 F3 55 M. Barzalona
–09 La Fille du Sud 08 F3 55 H. Journiac
単10 Winema 01 F3 55 G. Guedj-Gay
対11 Galleria Borghese 07 F3 55 W.-M. Lordan
レース予想
英G3プライドステークスをクビ差2着の本05 Via Sistina ヴィアシスティナ。
今年のブランドフォードSを3着の対11 Galleria Borghese ガレリアボルゲーゼ。
ここまでが抜けた戦績の馬。
他、全く底見せていない穴08 Final Gesture ファイナルジェスチャー。8戦6連帯7掲示板。
これに、前走勝っているのが、単10 Winema ウィネマ。この馬は、G3ミネルヴ賞4着だが、2着からはわずかのクビ＋単クビ差。
最後に超良血で、前走リステッドを勝ち上がった、注06 Elegant Verse エレガントヴァース。
レース結果
01着 本05 Via Sistina J. P. Spencer 2’09”40
02着 単10 Winema 半馬身
03着 07 Pennine Hills ハナ
04着 対11 Galleria Borghese 1馬身
05着 注06 Elegant Verse 1馬身
06着 穴08 Final Gesture 1/4馬身
07着 02 Hardpia アタマ
07着 09 La Fille du Sud 同着
09着 03 Alula Borealis 1.25馬身
10着 04 Jupyra 短アタマ
11着 01 Thunder Drum 1.25馬身
レース展開
向こう正面から、ジワジワと外進出してきた本05 Via Sistina ヴィアシスティナの紺色の勝負服。
最後まで、ジワジワと伸び本05 Via Sistina ヴィアシスティナが優勝。2着は、前にいて、最後に滑り込んだ単10 Winema ウィネマでした。
本05 Via Sistina ヴィアシスティナは、英G3プライドステークス2着。今回ようやく重賞奪取。4歳牝馬です。
血統
本05 Via Sistina ヴィアシスティナは、ダンジグ系ファストネットロック産駒。母父サドラーズウェルズ系ガリレオ。これも、ダンジグサドラーズですね。
