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フランス競馬平地:Grand Prix de Vichy ヴィシー大賞

フランス競馬古馬
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日本で言ったら、福島の七夕賞になりますかね。

ヴィシーという、フランスの温泉地の街中にある競馬場で、7月におこなれれる2000m重賞。

福島もヴィシーどちらも、国を代表する温泉地。

アリエ川か、阿武隈川かの違いはありますが、どちらも、東側を流れます。どちらも”あ”で始まる川で、南から北へ流れます。

目次

2023 07 19 水曜 : Vichy ヴィシー競馬場

6レース – Grand Prix de Vichy ヴィシー大賞 2023

21h45
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2000m – 8頭
3歳以上

予想印

–01  Monty  04  H8  58.5  G. Mossé
対02  Hooking  08  H7  58.5  A. Lemaitre
–03  Naranco  02  M4  58.5  I. Mendizabal
単04  Bolthole  03  M4  58.5  M. Barzalona
本05  Kertez  06  H5  58.5  M. Guyon
–06  Wonderful Times  05  F4  57  Alex. Roussel (G)
–07  One For Bobby  07  F4  57  C. Soumillon
穴08  Harry Way  01  H3  54.5  C. Demuro

レース予想

G3のLa Coupe ラクープ2着の、対02 Hooking ウーキング。

コンピエーニュ大賞と、ボルドー大賞の2リステッドを連勝、している、単04 Bolthole ボルトール。

G2のシャンティイ大賞連帯した、本05 Kertez ケルテス。

G3ノアイユ賞、G3グレフュール賞、G3オカール賞と連続連帯した、穴08 Harry Way ハリーウェイ。

レース結果

01着  07  One For Bobby  C. Soumillon  2’04”33
02着 単04  Bolthole  3/4馬身
03着  03  Naranco  1.5馬身
04着 対02  Hooking  1.75馬身
05着 本05  Kertez  短クビ
06着  06  Wonderful Times  2.5馬身 
07着  01  Monty  短アタマ
08着 穴08  Harry Way  2.5馬身

レース展開

レース映像

03 Naranco ナランコ、穴08 Harry Way ハリーウェイ、07 One For Bobby ワンフォーボビーの順でスローに進みます。

横に広がってのたたき合いは、各馬力僅差を物語る。

外ラチ側が優勢。07 One For Bobby ワンフォーボビー、スミヨンがやってのけました

07 One For Bobby ワンフォーボビーは、前走は英G3を3着。

血統

07 One For Bobby ワンフォーボビーは、サドラーズダンジグ。サドラーズウェルズ系フランケル産駒。母父ダンジグ系INVINCIBLE SPIRIT インヴィンシブルスピリット。母ONE SPIRIT ワンスピリットは、愛G3を2度2着。

こぼれ話

2022 07 20 水曜 : Vichy ヴィシー競馬場

6レース – Grand Prix de Vichy ヴィシー大賞 2022

21h45
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 2000m – 6頭
3歳以上

予想印

対01  Emblem Road  M4  61.5  O. Peslier
–02  Riocorvo  M6  58.5  G. Mossé
穴03  Diamond Vendôme  H7  58.5  S. Planque
本04  Kertez  H4  58.5  M. Guyon
単05  Sundoro  F4  57  M. Barzalona
–06  Coeur Macen  F5  57  C. Demuro

レース予想

対01 Emblem Road エンプレムロードってなんだ?と思えば、マルシュロレーヌが出走した、サウジカップの勝馬でした。

ただ、そんな馬が、ここへ出走してくるのであるから、当然の重斤量。

なので、勝ちに来たというわけではあるまい。でも、場合によっては、この後の展開が変わるということはありうるのだろう。その点、勝ちに来たわけではないが、負けられぬ立場ではある。

その後、上昇気流に乗る馬も多い、ラクープを勝ち上がった本04 Kertez ケルテス。

長い距離を使って惨敗した昨秋であるので、ここは中距離で、仕切り直し。

その仕切り直しを勝ち上がって、もう一つというのがここだろう。

上のクラスでは通用していなかったが、再度立て直し、アーバンシー賞を勝ち上がった単05 Sundoro サンドーロ。

最後に、昨年のこのレースの連帯2着馬である穴03 Diamond Vendôme ディアモンヴァンドーム。

このところ、全くの格下条件で4戦3勝。勝癖つけて、再び好走した重賞を好成績で秋に弾みを付けたい。

レース結果

01着  02  Riocorvo  G. Mossé  2’05”30
02着  単05  Sundoro  3馬身   
03着  穴03  Diamond Vendôme  クビ  
04着  本04  Kertez  3/4馬身  
05着  対01  Emblem Road  3/4馬身  
06着  06  Coeur Macen  2.5馬身

レース展開

まあ、ハイペースはありませんが、淡々と流れる3番手を追走した1番人気のサウジカップの覇者対01 Emblem Road  エンプレムロード。

荒れてきた内は通らず、外外を行きます。

ま、距離は、ずいぶんと伸びるでしょうね。

1番手は、穴03 Diamond Vendôme ディアモンヴァンドーム。2番手に02 Riocorvo リオコルヴォで淡々と流れます。

対01 Emblem Road エンプレムロードは、3番手。

2番手で進んだ02 Riocorvo リオコルヴォはグイグイ伸び、人気の対01 Emblem Road エンブレムロードは、後方に沈みます。

対01 Emblem Road エンブレムロードは、それでも、馬群のお尻にくっついたままゴールしますが、02 Riocorvo リオコルヴォは2着に3馬身差の圧勝の位置でゴール。対01 Emblem Road エンブレムロードにとっては、馬場問題もあるのかもしれませんが、斤量61.5は重かったですね。さすがの実績も、これだけの条件違いでは、ということでした。

02 Riocorvo リオコルヴォは、一度、スペイン、サンセバスチャンの夏のデフィデュギャロシリーズのサンセバスチャン金杯に出走していますが、これは2400で敗戦。

距離適性なのか、そのあたりはわかりませんが、今回2000mを大廻りしての圧勝ですから、メンバーなのか?距離なのか?

まずは、メンバー的に恵まれたといっていいでしょうね。

血統

02 Riocorvo リオコルヴォは、サドラーズウェルズ系ドイツダービー馬PASTORIUS  パストゥーリアス産駒。ノヴェリストを破っての独ダービー戴冠。母父ニジンスキー系シルヴァノ。明らかのドイツ血統馬ですね。サドラーズ、モンズン、ロミタス、シャーリーハイツ、ブラッシンググルーム等々、スタミナは豊かそうですね。

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