2022 09 10 土曜 : Leopardstown レパーズタウン競馬場
5レース – Irish Champion Stakes 愛チャンピオンS 2022
15h45
平地 – G1 – 1 000 000ユーロ – 2000m – 7頭
3歳以上
予想印
–01 Alenquer M4 61 T. Marquand
–02 Broome M6 61 W.-M. Lordan
単03 Mishriff M5 61 C.T. Keane
対04 Luxembourg M3 58.5 R.-L. Moore
穴05 Onesto M3 58.5 S. Pasquier
–06 Stone Age M3 58.5 J.-A. Heffernan
本07 Vadeni M3 58.5 C. Soumillon
レース予想
ドウデュースとの対決をしない馬たちがこちらへ。
こちらが手薄か?というと、もちろんそうではない。こちらこそ、G1なのである。
そして、こちらにこそ、2つ3つ格上の本当の有力馬の一部が集まっている。
仏ダービー馬にして、エクリプスで旧仏ダービー馬単03 Mishriff ミシュリフを破ってしまった本07 Vadeni ヴァダーニ。
英ダービー3着から立て直し中の対04 Luxembourgは、どこまで通用するか?
仏ダービーから立て直して、2400のパリ大賞を獲った穴05 Onesto オネストは、ドウデュースとの闘いよりも、もっと骨のある本07 Vadeni ヴァダーニとの再戦を選んだ。むろん、避けたのではなく、こちらの方が格上だ。
本07 Vadeni ヴァダーニは、勝てば、凱旋門賞の最右翼の1頭として考えられるだろう。
これは、先日、単03 Mishriff ミシュリフがキングジョージで大敗したことも、関係ある。昨年の凱旋門賞馬Torquator Tasso トルカータタッソは、敗れたとはいえ、3着の単03 Mishriff ミシュリフとは大差の2着。
このレースでも、ぼんやりと、凱旋門賞の絵図が浮かぶ材料にはなる。
これらのメンバーの一つ先に、さらに、Baaeed バーイードがいる。
ドウデュースは、欧州側の印象としては、これらの争いからまだまだ遠い外側にいると考えていい。まだ蓋もあけていないのである。
ただ、多くの馬が、今年の凱旋門賞を見据えている事だろう。
レース結果
01着 対04 Luxembourg R.-L. Moore 2’12”10
02着 穴05 Onesto 1/2半馬身
03着 本07 Vadeni 1.25馬身
04着 単03 Mishriff 3/4馬身
05着 06 Stone Age クビ
06着 01 Alenquer 3.5馬身
07着 02 Broome アタマ
レース展開
06 Stone Age ストーンエージの逃げで、よどみなく流れていきます。
対04 Luxembourg ルクセンブルグは4番手で、皆有力馬はそれを見る形で進みます。
いつものごとく、重要なのは最後の体力と言わぬばかりの隊列。でもスローな感じはしません。
逃げ込む06 Stone Age ストーンエージが、残り100で捕まると、対04 Luxembourg ルクセンブルグと穴05 Onesto オネストの叩きあい。
これを追いかける内から本07 Vadeni ヴァダーニと後ろから単03 Mishriff ミシュリフ。
本07 Vadeni ヴァダーニはいい脚でしたが、最後に止まり、単03 Mishriff ミシュリフは、参戦出来なかった感じですね。
穴05 Onesto オネストは、頑張りましたが、最後の最後に対04 Luxembourg ルクセンブルグにつかまりました。
対04 Luxembourg ルクセンブルグは、6戦5勝。一度だけ、2000ギニーで3着に敗れてます。
血統
対04 Luxembourg ルクセンブルグは、サドラーズウェルズ系キャメロット産駒。母父ダンジグ系デインヒルダンサー。
伯父に英2400G3勝ちフォーゴットンボイス。スタミナはありそうな血統ですね。2400は問題なさそうですね。