長距離戦。猛者と思えるのは、2014の1着Blek ブレック(G2モーリスドニュイユ賞馬) 対 2着Très Rock Danon トレロックダノン(キャドラン賞連帯馬)の対決。他、2012年のTac de Boistron タックドゥボワストロンは、ロワイヤルオーク賞連覇する。
2023 11 07 火曜 : Fontainebleau フォンテーヌブロー競馬場
4レース – Prix Denisy ドゥニジー賞 2023
14h25
平地 – LR – 52 000ユーロ – 3000m – 7頭
3歳以上
予想印
–01 Mirabad 05 H4 58 I. Mendizabal
–02 Mormona 03 H4 58 Alex. Roussel (G)
本03 Vert Liberte 07 H5 58 T. Bachelot
対04 Galego Star 01 H4 58 S. Pasquier
単05 Measure of Time 08 H6 58 A. Pouchin
–08 Rosir 02 F3 53.5 M. Barzalona
–09 Beauty Approach 06 F3 53.5 T. Piccone
レース予想
G1にも出走していたPrix du Cadran キャドラン賞5着の、本03 Vert Liberte ヴェールリベルテ、Prix Royal-Oak ロワイヤルオーク賞6着、対04 Galego Star ガレゴスター。
G2 Prix Kergorlay ケルゴルレイ賞6着の、単05 Measure of Time メジャーオブタイム。
この3頭が実績が抜けた存在。
レース結果
01着 02 Mormona Alex. Roussel (G) 3’14”18
02着 01 Mirabad 半馬身
03着 対04 Galego Star 1.25馬身
04着 単05 Measure of Time 1.25馬身
05着 本03 Vert Liberte 2馬身
06着 08 Rosir 1.75馬身
07着 09 Beauty Approach 9馬身
レース展開
02 Mormona モルモナは終始先行していきます。
2周目に入っても、前から2,3番手を進み、長い直線へ。
直線は、同じく先行していた01 Mirabad ミラバッドが頑張って粘りますが、のこり200からのたたき合いで、01 Mirabad ミラバッドを競り落とした02 Mormona モルモナが優勝。
長い距離ばかり使ってきましたが、スタミナは十分というところ。
血統
02 Mormona モルモナは、ダンジグ系MORANDI モランディ産駒。母父MOTIVATOR モティヴェーター。
父MORANDI モランディの母父は、ネイティヴダンサー系のベーリングなので、スタミナはあるということなのでしょう。
MORANDI モランディは、ジョッキークラブ賞アンテロの2着馬。G1は、2歳のクリテリウム・ド・サンクルー勝。
こぼれ話
2022 11 09 水曜 : Saint-Cloud サンクルー競馬場
5レース – Prix Denisy ドゥニジー賞 2022
14h12
平地 – LR – 52 000ユーロ – 3100m – 9頭
3歳以上
予想印
単01 Or Gris 09 H6 59.5 M. Guyon
–02 Blue Swan 02 H5 58 G. Benoist
–03 Aristocrate 01 H5 58 A. Lemaitre
–04 Palaimon 06 M5 58 T. Piccone
穴05 Mighty Blue 08 F6 56.5 D. B. McMonagle
–06 Normfliegerin 04 F4 56.5 M. Barzalona
対07 Niagaro 05 M3 56.5 R. Piechulek
–08 Lubiane 07 F6 56.5 Mlle M. Vélon
本09 Control Tower 03 F5 56.5 S. Pasquier
レース予想
G3ベルドゥニュイ賞を勝った、本09 Control Towerが、ロワイヤリュー賞G1を最下位で、立て直し戦。
ドイツからやってきた、対07 Niagaroは、格上では打ち返されているので、目先を変えてフランスへ。
ロワイヤルオーク賞では大敗も、その前リステッド・スカラムーシュ賞を勝っている、単01 Or Gris オールグリ。
今年の春に愛G3で4着経験のある、穴05 Mighty Blue マイティブルー。
レース結果
01着 06 Normfliegerin M. Barzalona 3’47”10
02着 本09 Control Tower 6馬身
03着 08 Lubiane 2馬身
04着 対07 Niagaro ハナ
05着 単01 Or Gris 1.25馬身
06着 穴05 Mighty Blue 3馬身
07着 02 Blue Swan 2.5馬身
08着 04 Palaimon 3.5馬身
09着 03 Aristocrate 2馬身
レース展開
06 Normfliegerin ノルムフリーゲリンは、1列縦隊の前目3番手を進みます。
先頭は、穴05 Mighty Blue マイティブルーでした。
2周目に入ると、06 Normfliegerin ノルムフリーゲリンはじわっと上がって、穴05 Mighty Blue マイティブルーの横へ。
向こう正面に入ると、06 Normfliegerin ノルムフリーゲリンは、大外位置の馬場の良い所へ、08 Lubiane ルビアーヌと共に一直線。2頭だけが、馬場のいい外側へ行き、それを利して、先頭に立ちます。
この時点で、2頭は集団から15馬身程は差を付けました。
今度は差を詰めにかかった後続が、馬場のいい外側で直線を迎えますが、向こう正面で外に行っていた前の2頭は、その有利を最大限に生かすため、内のまま。
このコース取りがどれだけ利したのか分かりませんが、06 Normfliegerin ノルムフリーゲリンとバルザロナ騎手は圧勝。
もう一頭同じコースをとった08 Lubiane ルビアーヌも3着に入りました。
有力視された本09 Control Tower コントロールタワーは2着まで。
血統
06 Normfliegerin ノルムフリーゲリンは、サドラーズウェルズ系アドラーフルーク産駒。母父ブランドフォード系ザムム。ドイツ血統ですね。それぞれの血統に、ラストタイクーンや、ダンジグの血がスピードを補完してくれています。