ただいまブログ更新修正中 旧ブログ

フランス競馬障害:Prix Maurice Gillois – Grand Steeple-Chase des 4 Ans モーリス・ジロワ賞

フランス競馬大障害
  • URLをコピーしました!

2006年のOr Noir De Somoza オールノワールソモザ、2009年のLong Run ロングラン、2010年のKauto Stone コートストーン。2013年のMilord Thomas ミロールトマ、2015年のSo French ソーフレンチ、2016年のCarriacou カリアクーと名障害馬ばかりが並ぶ。これらは、4歳にとどまらず、仏障害の王者となっていった。

目次

2022 11 13 日曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場

4レース – Prix Maurice Gillois – Grand Steeple-Chase des 4 Ans モーリス・ジロワ賞 2022

14h33
チェイス – G1 – 320 000ユーロ – 4400m – 10頭
4歳

予想印

–01  In Love  H4  68  F. de Giles
–02  Magic Marvel  H4  68  O. Jouin
–03  Inédit de Ciergues  H4  68  P. Dubourg
–04  Iceo Madrik  H4  68  D. Ubeda
–05  Indivis  H4  68  A. de Chitray
–06  Impressive  H4  68  J. Charron
本07  Diamond Carl  H4  68  B. Lestrade
単08  Sans Bruit  H4  68  K. Nabet
対09  La Manigance  F4  66  A. Zuliani
穴10  Gessy Raiselle  F4  66  J. Reveley

レース予想

今年の大物予定は、7戦6勝7連帯、本07 Diamond Carl ディアモンカルル。

相手探し。

ジャンスタン賞勝馬の対09 La Manigance ラマニガンスが相手筆頭。牝馬だ。

これと好勝負だった単08 Sans Bruit サンブリュイも底見せず。

チェイスの階段を一歩一歩確実に登っている牝馬、穴10 Gessy Raiselle ジェシーレゼル。

レース結果

01着  穴10  Gessy Raiselle  J. Reveley  5’34”96
02着  本07  Diamond Carl  8馬身  
03着  01  In Love  2.5馬身  
04着  単08  Sans Bruit  ENC  
05着  06  Impressive  LOIN  
落馬  02  Magic Marvel  -  
落馬  03  Inédit de Ciergues  -  
落馬  04  Icéo Madrik  -  
中止  05  Indivis  -  
落馬  対09  La Manigance  -

レース展開

レース映像

このレースもビックリスタートでした。02 Magic Marvel マジックマーベルがいきなりの落馬、

このレースの勝馬穴10 Gessy Raiselle ジェシーレゼル、2着馬本07 Diamond Carl ディアモンカルルは、序盤並んです集団後方に控えます。

先頭集団は、3頭ですが、うち1頭、02 Magic Marvel マジックマーベルがカラ馬ですので、ちょっと、大変ですね。

しばらくすると、人気の一角対09 La Manigance ラマニガンスが後方で落馬。

さらに、2頭の先頭集団形成していた04 Icéo Madrik イセオマドリクも落馬。

完全な独走態勢に入った03 Inédit de Ciergues イネディドゥシエルゲスが、何と落馬。

無事に走り続けた穴10 Gessy Raiselle ジェシーレゼルが、最後のスパートで荒れたレースの勝利をもぎ取りました。

血統

穴10 Gessy Raiselle ジェシーレゼルは、前走リステッドをリファール系ジェミックス産駒。母父グレイソヴリン系バルードナー。

バルードナーは、中距離G3のヴィシー大賞とプランスドランジュ賞を勝、リステッドのボルドー大賞では、ジムアンドトニックの2着。

ちなみに、直接関係はないのですが、ジムアンドトニックは、モーリスドゲスト賞で、日本のシーキングザパールの2着に好走しています。香港遠征でもドバイデューディーフリーでも勝利している猛者。

リファール系ジェミックスも、さかのぼれば、リファール系のメンデスとベリファ親子にたどり着きますから、日本で種牡馬だった馬にたどり着きます。

こぼれ話

最近、日本でも、パンサラッサのような馬がいますが、少し前には、ツインターボがいました。この馬も、リファール系で父ライラリッジ。

そういえば、パンサラッサは、母方にスペシャルとソングの凱旋門賞血統を引いていますが、この馬、ロンシャンで逃げたらどうなるんでしょうね?甘くはない坂より前に、後続を引き離して、ゆっくり登って、また逃げる。ま、妄想の世界ですが、楽しいです。

仏障害4歳王者のレースとロードカナロア産駒の話がつながるんですから、競馬の奥は、深くしようと思えば、どこまでも行きますね。

フランス競馬大障害

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次