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フランス競馬平地:Grand Prix de Saint-Cloud サンクルー大賞

フランス競馬古馬
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フランスの夏のグランプリ。エルコンドルパサーが勝ったことで、日本でもおなじみの大レースに。

目次

2023 07 08 日曜 : Saint-Cloud サンクルー競馬場

3レース – Grand Prix de Saint-Cloud サンクルー大賞2023

16h55
平地 – G1 – 400 000ユーロ – 2400m – 5頭
4歳以上

予想印

対01  Zagrey  03  M4  58  C. Soumillon
–02  Malabu Drive  05  H4  58  D. Costello
本03  Westover  04  M4  58  R. Hornby
–04  Tünnes  01  M4  58  R. Piechulek
穴05  Junko  02  H4  58  M. Guyon

レース予想

凱旋門賞で惜しくも掲示板をはずした、いやいや、6着以下も掲示板があるので、はずしてはいないはずだが、6着だった、本03 Westover ウェストオーヴァーは格上でしょう。

ドバイシーマで、本03 Westover ウェストオーヴァー2着に続く3着、対01 Zagrey ザグレイ。

イスパーン賞最下位も、大差ではない、穴05 Junko ジュンコ。

レース結果

01着 本03  Westover  R. Hornby  2’25”46
02着 対01  Zagrey  2馬身  
03着 穴05  Junko  3馬身  
04着  04  Tünnes  9馬身  
05着  02  Malabu Drive  大差

レース展開

レース映像

ちょっと出遅れ気味だった穴05 Junko ジュンコ、前を見ながらの本03 Westover ウェストオーヴァー、これをマークの対01 Zagrey ザグレイといった感じの並び。馬なりでしょう。有力馬が後ろの3頭ということですね。

向こう正面の丘を登ると、もう、この3頭の対決が決まったかのように、下っていきます。

持ったまま、前の本03 Westover ウェストオーヴァーをロックオンした対01 Zagrey ザグレイですが、本03 Westover ウェストオーヴァーは止まってくれません。

逆に突き放す感じでゴール。そうはさせませんという感じですね。

この2頭、ドバイで、イクイノックスの2着3着馬。ここで戦っていたら、どうだったのかな?とは気になりますね。

ドバイでは、3馬身以上の差をつけて勝ったわけですが、馬場も違うでしょうからね。

本03 Westover ウェストオーヴァーは、愛ダービー以来の勝利。

血統

勝った本03 Westover ウェストオーヴァーは、サドラーズウェルズ系フランケル産駒。母父ロベルト系LEAR FAN リアファン。全兄が、英G3のダーレーステークスを勝ったMONARCHS GLEN モナークスグレン。

こぼれ話

2022 07 03 日曜 : Saint-Cloud サンクルー競馬場

5レース – Grand Prix de Saint-Cloud サンクルー大賞2022

16h00
平地 – G1 – 400 000ユーロ – 2400m – 9頭
4歳以上

予想印

–01  Baratti  M4  58  M. Guyon
–02  Third Realm  M4  58  D. Egan
–03  Lone Eagle  M4  58  S. de Sousa
本04  Mare Australis  M5  58  O. Peslier
対05  Hurricane Lane  M4  58  W. Buick
注06  High Definition  M4  58  R.-L. Moore
穴07  Bubble Gift  M4  58  C. Demuro
–08  Sweet Lady  F4  56.5  I. Mendizabal
単09  Alpinista  F5  56.5  L. Morris

レース予想

最重要前哨戦になるのは、各グランプリシリーズ(大賞)の中から、シャンティイ大賞を勝ってきた馬である。

今年は、本04 Mare Australis メアオーストラリスということになります。

これにペリエ騎手騎乗ですから、鬼に金棒状態。

グランプリの中の、グランプリが凱旋門賞なわけですが、これの最先着3着馬が、対05 Hurricane Lane ハリケーンレーン。

シャンティイ大賞では、本04 Mare Australis メアオーストラリスの2着した穴07 Bubble Gift バブルギフト。

シャンティイ大賞では、本04 Mare Australis メアオーストラリスの2着した穴07 Bubble Gift バブルギフト。勝負着いたなの2馬身差敗北でしたが、今回は、詰められるか?

愛からの刺客は、注06 High Definition ハイデフィニションにライアンムーア。

この馬は、ドイツのグランプリホース単09 Alpinista アルピニスタ。

グランプリというのは、本来2400m距離で争われるレース。パリ大賞だけは変わっちゃいましたがね。

昨年の凱旋門賞を考えると、ドイツのグランプリホースも、侮れません、というか、有力馬ですね。

ドイツの3歳欧州王者決定戦の裏で、欧州夏の古馬王者を決めるレースが行われます。

そして、この後、英国で、キングジョージがあるわけですね。

レース結果

01着  単09  Alpinista  L. Morris  2’26”15
02着  01  Baratti  1.25馬身  
03着  穴07  Bubble Gift  クビ  
04着  08  Sweet Lady  3馬身  
05着  03  Lone Eagle  2.5馬身  
06着  注06  High Definition  短アタマ  
07着  本04  Mare Australis  3.5馬身  
08着  対05  Hurricane Lane  3/4馬身  
09着  02  Third Realm  18馬身

レース展開

レース映像

結果を見るだけでは、旧勢力が新興勢力に取って代わられたと言える。

ベルリン大賞と、バイエルン大賞を勝ってきたいわゆるドイツグランプリディスタンスホース、単09 Alpinista アルピニスタと、どちらかと言えば、長距離軍団の出走するリステッドを制してきた01 Baratti バラッティのワンツー。

なんだか、この距離になると、俄然ドイツといった雰囲気になりつつありますね。

凱旋門賞は変わっていないものの、フランスは、少し短い中距離ディスタンスを目指す路線に変更になってきたわけですし、スピードだけじゃ勝てないよ!ってな感じの結果となりました。

グランプリディスタンスの好きな馬があつまりましたが、そういったところ頑な、武骨な感じのする、ドイツ血統が、またしても、勝利。

グランプリディスタンス イズ ドイツ血統という流れは、凱旋門賞と一緒です。

血統

単09 Alpinista アルピニスタは、サドラーズウェルズ系フランケル産駒。母父ニジンスキー系エルナンド。

最近では、サドラーズ、ニジンスキーなどといえば、オートゥイユで見かけそうな血統で、ダンジグ、ミスプロなどで、スピード化しつつある、フランスのクラシックディスタンス距離を、ドイツの重厚さが圧倒している感じになってますね。

日本でも高速決着していたりしますが、果たして、この凱旋門賞のロンシャンの馬場を考えた時、それは喜ぶべきことなのかどうか?

凱旋門賞の少し前から始まっている、長めの距離のドイツ血統隆盛をみると、日本のスピード化は、果たして、凱旋門賞制覇ということから考えると、喜ぶべきことなのかどうか?

もっとも、クラシックディスタンスだけが、凱旋門賞だけが、競馬じゃないですからね。

ただ、軸がぶれていくと、なんだかなぁという気もしてしまいます。

ドイツ隆盛と、血統と距離の関係は如何に?

なんだか、最近、オートゥイユで隆盛を誇っている血統で、フランスの平地界が外国馬血統に持っていかれている気もね。

スピード偏重に一石?神の天秤?

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