Prix du Chemin de Fer du Nord 北部鉄道賞という名で行われていた名物レース。
香港、ドバイ、シンガポールなどでも活躍した、Jim and Tonic ジムアンドトニックはこのレースを勝っている。
そのあと、ドーヴィルのモーリスドゲスト賞で、日本のシーキングザパールと対決し2着することになる馬である。
プリンスオブウェールズを勝ったByword バイワードもここを使って勝っている。
2025 06 15 日曜 : Chantilly シャンティイ競馬場
9レース – Prix Bertrand du Breuil ベルトラン・ドゥ・ブルイユ賞 2025
18h40
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1600m – 9頭
3歳以上
予想印
本01 Fort Payne 08 M7 60 C. Soumillon
対02 Marhaba Ya Sanafi 09 M5 59 C. Demuro
単03 Zabiari 06 M4 59 M. Barzalona
–04 Ferrari Fever 03 H4 59 S. Pasquier
穴05 Vertbois 01 H4 59 A. Pouchin
注06 Fast Raaj 07 H7 59 C. Lecoeuvre
–07 Point Lynas 02 H6 59 C. Rodriguez
–08 Make Me King 04 H5 59 J. W. Doyle
–09 The Wasp 05 F3 52.5 Mlle S. Pedron
レース予想
ドバイ帰りで、ドバイでG3のBurj Nahaar バージナハールを勝ってきた、本01 Fort Payne フォールペイヌ。
プールデッセの勝馬、対02 Marhaba Ya Sanafi マラバヤサナフィ。
G3のPrix de Fontainebleau フォンテーヌブロー賞4着も僅差だった、単03 Zabiari ザビアリは仕切り直し。
ミュゲ賞G2を連帯した、穴05 Vertbois ヴェールボワ。
今年リステッドPrix Saonois ソノワ賞2着で、Prix Messidor メシドール賞G3も制している、注06 Fast Raaj ファストラーイは曲者感。
レース結果
01着単03 Zabiari M. Barzalona 1分36秒01
02着対02 Marhaba Ya Sanafi クビ
03着 08 Make Me King クビ
04着 07 Point Lynas 半馬身
05着穴05 Vertbois 2馬身
06着 04 Ferrari Fever 3/4馬身
07着本01 Fort Payne 半馬身
08着注06 Fast Raaj 2馬身
09着 09 The Wasp 30馬身
レース展開
07 Point Lynas ポイントリナスが飛ばしていきます。
単03 Zabiari ザビアリは、そこからはだいぶ離れた5番手追走。先頭までは、10馬身はあいていますかね。
結構珍しい縦長になりました。
対02 Marhaba Ya Sanafi マラバヤサナフィが抜け出したところ、後方から素晴らしい脚で伸びてきたのは、単03 Zabiari ザビアリでした。
Prix de Fontainebleau フォンテーヌブロー賞では、僅差も4着に敗れ、路線が変わったところ、ようやくここにきて、2歳時依頼の重賞制覇。
血統
単03 Zabiari ザビアリは、牝系は、ZAHRA ザーラの牝系。父はミスタープロスペクター系ウートンバセット産駒。母父ダンジグ系デュークオブマーマレード。
こぼれ話
2024 06 16 日曜 : Chantilly シャンティイ競馬場
8レース – Prix Bertrand du Breuil ベルトラン・ドゥ・ブルイユ賞 2024
18h03
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1600m – 6頭
3歳以上
予想印
対01 Fort Payne 03 M6 60 A. Lemaitre
本02 Marhaba Ya Sanafi 06 M4 59 M. Barzalona
–03 Bullace 02 H6 59 C. Soumillon
穴04 Fast Raaj 05 H6 59 A. Pouchin
–05 Andromède 01 F5 57.5 T. Marquand
単06 Left Sea 04 F4 57.5 M. Guyon
レース予想
本02 Marhaba Ya Sanafi マラバヤサナフィ。前走6着とはいえ、G1のイスパーン賞で、こことはまったくレベルが違う。ここでは、この馬が最右翼。
他は、Prix du Palais-Royal パレロワイヤル賞6着の、対01 Fort Payne フォールペイヌ。
重賞では通用せずだが、このクラスならの、単06 Left Sea レフトシー。
リステッドのPrix de Montretout モントルトゥー賞3着の、–03 Bullace ビュラス。
2月にリステッドのPrix Saonois ソノワ賞2着の–04 Fast Raaj ファストラーイ。
Prix Jacques Laffitte ジャックラフィット賞3着の、–05 Andromède アンドロメード。
まず、1強5弱の構図で、5弱は皆僅差。
レース結果
01着本02 Marhaba Ya Sanafi M. Barzalona 1分38秒84
02着 05 Andromède アタマ
03着 03 Bullace 2.5馬身
04着穴04 Fast Raaj 1.25馬身
05着単06 Left Sea ハナ
06着対01 Fort Payne クビ
レース展開
頭数も少頭数ですし、一段となってのレース。
一応は前目につけた本02 Marhaba Ya Sanafi マラバヤサナフィ。先頭の外といったところ。
先頭は、ほぼ並んで、内から単06 Left Sea レフトシー。
直線はグイグイ伸びた本02 Marhaba Ya Sanafi マラバヤサナフィの勝利。内の05 Andromède アンドロメダもなかなかがんばりました 。
本02 Marhaba Ya Sanafi マラバヤサナフィは、結構活躍している印象あったのですが、1年以上前のプールデッセ以来の重賞制覇でした。一度、間に、リステッドのアルティパン賞を勝ってはいるのですがね。
血統
本02 Marhaba Ya Sanafi マラバヤサナフィは、ダンジグ系ムハラー産駒。母父サドラーズウェルズ系ガリレオ。
こぼれ話
2022 06 18 日曜 : Chantilly シャンティイ競馬場
8レース – Prix Bertrand du Breuil ベルトラン・ドゥ・ブルイユ賞 2023
18h00
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1600m – 7頭
3歳以上
予想印
本01 Tribalist 07 M4 61 M. Barzalona
–02 Calif 04 H4 60 T. Marquand
–03 Aemilianus 01 H4 59 B. Murzabayev
–04 Ancient Rome 05 M4 59 A. Pouchin
単05 Topgear 03 M4 59 S. Pasquier
対06 Russipant Fal 06 M4 59 H. Lebouc
穴07 Yoozuna 02 M4 59 C. Demuro
レース予想
G3エドモンブラン賞、G2ミュゲ賞と連勝している、本01 Tribalist トリバリスト本命。
ドイツG3を3着してきた、–02 Calif カリフ。
前哨戦のリステッド、モントルトゥー賞の僅差ワンツースリー、対06 Russipant Fal ルシパンファル、単05 Topgear トップギア、穴07 Yoozuna ユーズナたちが相手候補。
レース結果
01着 本01 Tribalist M. Barzalona 1’37”08
02着 単05 Topgear 3/4馬身
03着 対06 Russipant Fal 2馬身
04着 04 Ancient Rome 半馬身
05着 03 Aemilianus 1.25馬身
06着 02 Calif 半馬身
07着 穴07 Yoozuna 1馬身
レース展開
一頭外から離れて行った本01 Tribalist トリバリスト。
結局先頭に立ち、谷底手前の大厩舎前を迎える。
直線に入ると、持ったままジワジワ突き放し、追い始めても大差つかぬが、危なげなく振り切って優勝。
掲示板を外したのは、ジャンプラ賞のみであるが、このクラスでは、多少の余裕はある。
血統
本01 Tribalist トリバリストは、ヌレイエフ系Farhh ファー産駒。ファーは、ロッキンジSと英チャンピオンSの勝馬で、他のG1も2着の多いほとんど連帯している名馬。ムーランドロンシャン賞では、女傑のムーンライトクラウドのアタマ差敗れて2着だった。
こぼれ話
2022 06 19 日曜 : Chantilly シャンティイ競馬場
7レース – Prix Bertrand du Breuil ベルトラン・ドゥ・ブルイユ賞 2022
17h20
平地 – G3 – 80 000ユーロ – 1600m – 10頭
4歳以上
予想印
本01 Dilawar H5 57 C. Soumillon
対02 Duhail H6 57 O. Peslier
–03 Longvillers M4 57 G. Benoist
–04 We Ride The World H7 57 A. Crastus
穴05 Jeri H5 57 G. Mossé
–06 Djo Français M4 57 C. Demuro
–07 Sky Power H5 57 S. Pasquier
–08 Reshabar M5 57 T. Piccone
–09 Layla F5 55.5 I. Mendizabal
単10 Goldistyle F4 55.5 M. Guyon
レース予想
G1イスパーン賞で2着とは僅差4着の本01 Dilawar ディラウォー。
いつも相手なりの競馬対02 Duhail デュハイル。
ここまでは、抜けた存在かな?
3着候補は、ここの多くの出走馬と走った、リステッドのモントルトゥー賞勝馬単05 Jeri イェリ。
超良血、ゴルディコヴァの仔穴10 Goldistyle ゴルディスタイルの覚醒あるか?
レース結果
01着 06 Djo Français C. Demuro 1’39”00
02着 本01 Dilawar クビ
03着 穴05 Jeri クビ
04着 単10 Goldistyle アタマ
05着 04 We Ride The World アタマ
06着 03 Longvillers 1.75馬身
07着 07 Sky Power 短クビ
08着 08 Reshabar 短クビ
09着 対02 Duhail 短アタマ
レース展開
好スタートから先行した06 Djo Français ジョーフランセ。
手ごたえが、1頭抜けていたという感じでもないのですが、隣で追ってきた単10 Goldistyleに遅れて追い出すと、粘って、粘ってねば離党しちゃいましたのゴール。
ほぼ横一線から、わずかに抜け出したように見えますが、それにしても、ペネトロメートル3,3という、欧州ではそう悪くない馬場で、このタイムは、残ってくださいのペースといっていいですね。
それが、全頭横並びみたいなゴール前になったとも言えます。
前の馬も余力充分だったことは、このタイムとペネトロメートルと結果から、明らかですね。
ジョッキー、クリスチャンの見事なペースぶり、こないのこないの行っちゃうよ!とも言えそうです。
血統
さて、勝った06 Djo Français ジョーフランセの血統は、サドラーズウェルズ系アンテロ産駒。母父POLISH PRECEDENTポリッシュプレセデント。
ポリッシュプレセデントの血は、ジャパンカップでも、そこそこ走ったこの血統。馬場がいいのも得意のイメージありますね。