ただのG3と侮ることなかれ。この後、G1を制する馬などが多数ここをステップに使っている。出走馬や勝馬の名前はそうそうたる顔ぶれである。
自身の記憶に残る中でも、
Or Noir de Somoza オールノワールソモザ
Alarm Call アラームコール
Quarouso カルーゾ
Net Lovely ネットラヴリー
Farlow des Mottes フォローザモット
Bel la Vie ベラヴィー
Al Bucq アルバック
As d’Estruval アスデストゥルヴァル
Mali Borgia マリボルジア
Carriacou カリアクー
Bipolaire ビポレール
Saint Goustan Blue サングスタンブルー
Poly Grandchamp ポリグランシャン
Milord Thomas ミロールトマ
Roi Mage ロワマージュ
Feu Follet フーフォレ
Happy Monarch ハッピーモナーク
勝馬含め、勝てなかった出走馬含め、フランスの障害競馬シーンを彩ってきた名馬たちが多数出走しています。
ハードル、チェイス両方走る馬もいますが、このレースはチェイス(大障害)です。
2023 02 25 土曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
6レース – GSC Masters – Prix Robert de Clermont-Tonnerre ロベール・クレルモン・トネール賞 2023
16h25
チェイス – G3 – 150 000ユーロ – 4400m – 11頭
5歳以上
予想印
単01 Happy Monarch H8 69 Mlle C. Prichard
対02 Poly Grandchamp H11 69 B. Lestrade
–03 Suroit H9 68 J. Bartos
–04 Le Lude H7 67 F. de Giles
–05 Hano de Loi H6 67 A. Zuliani
–06 Jimble Moon H7 66 D. Ubeda
–07 Doctor Squeeze H8 66 C. Lefebvre
穴08 Metasequoia H6 66 K. Nabet
–09 Bandero H8 66 T. Chevillard
本10 Grandeur Nature H7 66 D. Gallon
注11 Eddy de Balme H9 66 T. Lemagnen
レース予想
GSC MASTERSって何かと思ったら、どうやら、パリ大障害へ向けた前哨戦たちのことのようですね。
パリ大障害は、Grand Steeple-Chase de Parisで、Grand Steeple-Chaseの頭文字が、GSCということのようです。
のっけから、好メンバーです。秋の大一番、ラエジュスラン賞2着の、本10 Grandeur Nature グランダーナテュール。
同レース半馬身差3着だった、対02 Poly Grandchamp ポリグランシャンは11歳。
単01 Happy Monarch ハッピーモナークは、秋落馬でしたから、ここは仕切り直し。
この有力3強に挑むのが、ここへの布石、冬のポー大賞2着馬、穴08 Metasequoia メタセコイアということになります。
このポー大賞で9着に惨敗した、注11 Eddy de Balme エディードゥバルムが、翌年へ向けてのG2戦ジョルジュクルトワ賞僅差2着馬ですから、期待も高まります。ただ、障害の場合、競馬場が違うからという理由もありうるので、こちらにも少々印を。