以前は、Prix Edmond Barrachin エドモンバラサン賞として開催されていたが、Prix The Fellow ザ・フェロー賞と併記になり、完全に名前も変わったようだ。
いずれにしても、4歳チェイス秋のG3開幕戦である。
4歳の主要馬が、ここから、秋の4歳頂点モーリスジロワ賞を目指す。
ここは有力馬が多いのだが、Edward d’Argent エドワードダウジャンの様に、名馬ながら2着に取りこぼしもある秋初戦。
Feu Follet フーフォレも2着だった。ただし、1着もライバルのFiguero フィゲロだった。
また、Le Berry ルベリーもここを通過。
2023 09 23 土曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
5レース – Prix The Fellow ザ・フェロー賞 2023
16h25
チェイス – G3 – 135 000ユーロ – 4400m – 9頭
4歳
予想印
本01 Juntos Ganamos H4 70 F. de Giles
単02 Speed Emile H4 68 K. Dubourg
対03 Goliath du Rheu H4 68 A. Zuliani
穴04 Le Philosophe H4 66 G. Masure
注05 Jazz Manouche H4 66 D. Mescam
–06 Pacific One H4 0 -
–07 Okkido H4 66 F. Bayle
レース予想
秋シーズンが始まったという感じのメンバー。
春の4歳王者、フェルディナンデュフォーレ賞を勝った、本01 Juntos Ganamos フントスガナモスが始動。
フェルディナンデュフォーレ賞3着だった、注05 Jazz Manouche ジャズマヌーシュは、6月シリーズのPrix la Périchole ペリコル賞をたたいてのここ参戦となるが、そのレースでも3着。ペリコル賞上位の、単02 Speed Emile スピードエミルと、僅差、穴04 Le Philosophe ルフィロソフがどこまでやれるかだが、イメージとしては、2着争い激化という感じになりそうか?
その2着争いに加わるのが、Prix Jean Stern ジャンスタン賞組。この1着、対03 Goliath du Rheu ゴリアットデュルーと、2着、–07 Okkido オッキド。–07 Okkido オッキドは、フェルディナンデュフォーレ賞出走しているが、落馬で評価外。
みな名前が出てきて順位は大混戦になるか?本命馬は、強いと思いますけどね。
レース結果
レース展開
血統
こぼれ話
2022 09 24 土曜 : Auteuil オートゥイユ競馬場
5レース – Prix The Fellow ザ・フェロー賞 2022
16h25
チェイス – G3 – 135 000ユーロ – 4400m – 9頭
4歳
予想印
対01 Altesse du Berlais F4 68 B. Le Clerc
単02 Diamond Carl H4 68 B. Lestrade
–03 Primco H4 66 F. de Giles
本04 La Manigance F4 66 A. Zuliani
–05 Victtorino H4 66 C. Lefebvre
–06 Iceo Madrik H4 66 D. Ubeda
–07 Saint Paris H4 66 F. Bayle
–08 Wal Cassandre H4 66 L. Zuliani
–09 Impressive H4 66 J. Charron
レース予想
春の王者対01 Altesse du Berlais アトレスデュベルレが、秋初戦を迎え、先日大敗。それでも、ここは、斤量差なく、立て直すだろう。
春のラスト重賞ペリコール賞で重賞勝抜けをした単02 Diamond Carl ダイヤモンドカール。
本番は中止だが、それまで、この年代のトップにいた牝馬本04 La Manigance ラマニガンス。
ここまでが3強と目される。
レース結果
01着 単02 Diamond Carl B. Lestrade 5’39”32
02着 09 Impressive 4.5馬身
03着 本04 La Manigance 1.25馬身
04着 対01 Altesse du Berlais 2馬身
05着 05 Victtorino 6.5馬身
06着 06 Iceo Madrik 1.5馬身
07着 08 Wal Cassandre 8馬身
08着 07 Saint Paris 6馬身
落馬 03 Primco -
レース展開
ワンツーする同じ勝負服の2頭は、それぞれ、中団と最後方に控える。
最後方が、1番人気で勝馬の単02 Diamond Carl ダイヤモンドカール。
先行は、後に落馬する03 Primco プリムコだった。
途中からは、09 Impressive アンプレッシヴが上がって先頭へ。春の4歳王者戦の2着馬である。
外から上がってきた、僚馬単02 Diamond Carl ダイヤモンドカールが、前の09 Impressive アンプレッシヴをロックオンして、直線へ。
最後は、他の馬を突き放して単02 Diamond Carl ダイヤモンドカール快勝でした。
長距離リステッドのスカラムーシュ賞を勝ち、現G3、当時リステッドのルー賞2着。
他長距離リステッドモスコワ賞3着。
血統
単02 Diamond Carl ダイヤモンドカールは、リュティエ系DIAMOND BOY産駒。母父は、ロンシャン下りの1400Pシリーズの短距離パレロワイヤル賞1400を勝っているSATRI サトリ。仏障害は、こうした、渋すぎる血統が多いですね。
あきらかに残しに行ってますね。そして、それに応える馬も出る。