1998年に、日本のタイキシャトルがこのレースを制した。
その10年前には、牝馬ミエスクが連覇。
タイキシャトルの前年には、スピニングワールドが連覇。
タイキシャトルの翌年には、ドバイミレニアム。
2005年にはドバウィ。
タマユーズ、ゴルディコヴァ、マクフィ、ムーンライトクラウド等々、名だたる馬が名を連ねる欧州マイル頂点。
2023 08 13 日曜 : Deauville ドーヴィル競馬場
5レース – Prix Jacques le Marois ジャック・ル・マロワ賞 2023
16h26
平地 – G1 – 1 000 000ユーロ – 1600m直線 – 11頭
3歳以上
予想印
穴01 Erevann 07 M4 59.5 C. Soumillon
–02 Triple Time 10 M4 59.5 N. Callan
–03 Onesto 05 M4 59.5 C. Demuro
単04 Light Infantry 11 M4 59.5 J. P. Spencer
対05 Inspiral 01 F4 58 L. Dettori
–06 Life In Motion 03 F4 58 M. Barzalona
–07 Hi Royal 09 M3 56.5 W. Buick
注08 Marhaba Ya Sanafi 06 M3 56.5 R.-L. Moore
–09 Good Guess 04 M3 56.5 S. Pasquier
–10 Angers 02 M3 56.5 A. Atzeni
本11 Big Rock 08 M3 56.5 A. Lemaitre
レース予想
3歳勢では、ジョッキークラブ賞３着、本11 Big Rock ビッグロック。４着、注08 Marhaba Ya Sanafi マラバヤサナフィ。
４着、注08 Marhaba Ya Sanafi マラバヤサナフィは、プールデッセ馬であるから、マイル歓迎だろう。
本11 Big Rock ビッグロックは、前走Prix de Guiche ギッシュ賞で破った相手、オリゾンドレは、裏街道でG2ウジェーヌアダン賞を快勝したサンデーサイレンス系のダビルシム産駒で、その差５馬身の圧勝だったから、能力は相当に高い。
一方、古馬勢では、昨年のこのレース、ジャックルマロワ賞上位３頭そろい踏み。１着、対05 Inspiral インスパイラル、２着、単04 Light Infantry ライトインフィニティ、３着、穴01 Erevann エレヴァンは、クビ、クビの僅差だったから、今回も流れ一つでどうなるか？
レース結果
01着 対05 Inspiral L. Dettori 1’36”62
02着 本11 Big Rock 1.25馬身
03着 単04 Light Infantry 1.25馬身
04着 03 Onesto 1馬身
05着 02 Triple Time 3/4馬身
06着 穴01 Erevann 2.5馬身
07着 09 Good Guess 短クビ
08着 10 Angers 8馬身
09着 07 Hi Royal 4馬身
10着 06 Life In Motion 2.5馬身
11着 注08 Marhaba Ya Sanafi 6馬身
レース展開
対05 Inspiral インスパイラルは後方待機。
本11 Big Rock ビッグロックは、対照的に先頭へ行きました。
各馬追い出し始めると、内へ移動してスルスル伸びてきた対05 Inspiral インスパイラルが、本11 Big Rock ビッグロックをきっちり交わしていきました。
一瞬、本11 Big Rock ビッグロックも頑張りましたが、対05 Inspiral インスパイラルが、格上といわぬばかりの走りっぷりでしたね。
対05 Inspiral インスパイラルは、このレース連覇ということになりました。今年の方が圧倒的でしたね。
血統
対05 Inspiral インスパイラルは、サドラーズウェルズ系フランケル産駒。母父ネイティヴダンサー系SELKIRK セルカーク。SELKIRK セルカークは、QE2Sを勝ったマイラー。
こぼれ話
2022 08 14 日曜 : Deauville ドーヴィル競馬場
4レース – Prix Jacques le Marois ジャック・ル・マロワ賞 2022
15h55
平地 – G1 – 1 000 000ユーロ – 1600m直線 – 9頭
3歳以上
予想印
注01 Bathrat Leon 6 M4 59.5 R. Sakai
–02 Djo Français 3 M4 59.5 C. Demuro
–03 Order of Australia 5 M5 59.5 R.-L. Moore
対04 State Of Rest 4 M4 59.5 S. Crosse
–05 Erevann 1 M3 56.5 C. Soumillon
本06 Coroebus 9 M3 56.5 W. Buick
–07 Light Infantry 2 M3 56.5 J. P. Spencer
穴08 Prosperous Voyage 7 F3 55 R. Hornby
単09 Inspiral 8 F3 55 L. Dettori
レース予想
なんと言っても今年の大物は、3歳馬の本06 Coroebus コロバスでしょうね。
2000ギニーとセントジェイムズパレスを連勝中。少なくとも、3歳馬では、最右翼の位置にいます。
フィリーズマイルを勝ち2歳女王、今年コロネーションステークスを勝った単09 Inspiral インスピラル。前走ファルマスSでの古馬対決では先着したものの、同じ3歳の穴08 Prosperous Voyage プロスペラスヴォヤージュに敗れました。
雪辱を狙います。
注目は、先日サセックスSで4着。–03 Order of Australia オーダーオブオーストラリアに先着した日本代表注01 Bathrat Leon バスラットレオン。
今年中距離で台頭してきた、ガネー賞馬、タタソールズゴールドカップ僅差クビクビ3着、プリンスイブウェールズS勝馬の-対04 State Of Rest ステートオブレスト。油乗り切った感じありますね。
レース結果
01着 単09 Inspiral L. Dettori 1’34”07
02着 07 Light Infantry クビ
03着 05 Erevann クビ
04着 03 Order of Australia 3馬身
05着 本06 Coroebus 1.75馬身
06着 穴08 Prosperous Voyage 1.5馬身
07着 注01 Bathrat Leon 1.25馬身
08着 対04 State Of Rest 1.5馬身
09着 02 Djo Français 1.25馬身
レース展開
2着、3着は予想がいでしたが、07 Light Infantry ライトインファントリーは、ジャンプラ賞2着、05 Erevannは、G3まで無敗3連勝でした。とはいえ、そんな馬ばっかり集まっているG1ですからね。
日本の馬らしい、ロケットスタートでバスラットレオンが逃げました。
上位になる2頭は、先行する馬を見る位置の中団から追走していました。
ラチ沿いから伸びようとしたバスラットレオンは勝負所ではついて行けず。
中団から後方に控えてきた3頭が伸びてきて、05 Erevann エレヴァンあたりがいったん前へ行き掛かったようにも見えましたが、最後伸びた2頭、単09 Inspiral インスピラルが、07 Light Infantry ライトインフィニティを抑えて優勝。05 Erevann エレヴァンは最後わずかに差されました。
単09 Inspiral インスピラルは、フィリーズマイルを勝ち、今年コロネーションステークスを勝ち、前走は、穴08 Prosperous Voyage プロスペラスヴォヤージュに敗れていました。
血統
単09 Inspiral インスピラルは、サドラーズウェルズ系フランケル産駒。母父ネイティヴダンサー系セルカーク。
母、STARSCOPE スタースコープは、1000ギニーとコロネーションステークスで2着。娘の単09 Inspiral インスピラルは、これでG13勝目。
